6/30(土) 16:00~ 
『純喫茶とあまいもの』(誠文堂新光社)刊行記念
先行販売&難波里奈さんサイン会

【先行販売】7/6発売予定の本書を東京堂書店限定で6/30から販売いたします。

サイン会ご参加の方にはこの日だけの小さな特典付!

新刊刊行を記念してのサイン会です。今回のテーマは、喫茶店にある“あまいもの”。どこか素朴でかわいらしい、口に運んだときに思わず笑顔になる、とっておきのあまいものを食べられる30店を訪問しました。味の特徴だけでなく、メニューの誕生秘話やエピソード、お店の佇まいに関する秘話や、店主の経歴や思いも綴っています。皆さまのご来場をお待ちしております。

 

≪プロフィール≫

難波里奈(なんば・りな)

東京喫茶店研究所二代目所長。東京生まれ・東京育ち。現在、日本橋に勤務の会社員でありながら、仕事帰りや休日にひたすら訪ねた純喫茶は1700軒以上に。学生時代に、「昭和」の影響を色濃く残す家具・雑貨・洋服などに夢中になり、当時の文化遺産でもある純喫茶の空間を、日替わりの自分の部屋として楽しむようになる。その後も、東京を中心に全国の純喫茶を巡り、ブログ「純喫茶コレクション」に店内の様子や訪問時の記録を綴っている。純喫茶の扉を開ける瞬間が至福の時。純喫茶の魅力を広めるためマイペースに活動中。
著書に『純喫茶コレクション』(PARCO出版)・『純喫茶へ、1000軒』(アスペクト)・『純喫茶、あの味 愛され続ける名店の一皿』(イースト・プレス)がある。

開催日時:2018年6月30日(土) 16時00分~

開催場所:東京堂書店 神田神保町店1階 カフェスペース

申込方法:上記「お申し込みはこちら」のリンク先専用応募フォームからお申し込みください。

参加方法:サイン会当日、書店1階レジカウンターにてお申し込みのお名前をお知らせください。

     対象書籍のご購入と引き換えにサイン会参加券をお渡しいたします。

注意事項:サインにはお客様のお名前が入ります。

     先着順でお並びいただきます。係員の指示に従ってお並びください。

5/25(金) 19:00~
『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社)刊行記念 土田知則さん×巽孝之さんトーク&サイン会
「ポスト・トゥルースの現在を生き抜く批評理論」

「脱構築の領袖」としてアメリカ批評界を席巻したポール・ド・マンが1983年に死去した後に襲ったスキャンダル。ド・マンはアメリカに渡る前に、ナチス政権下のベルギーの新聞に親ナチ的な記事を書いていたことが暴かれ、厳しく批難・糾弾されました。これが、いわゆる「ポール・ド・マン事件」です。しかし、精査にその記事を読み解けば、一つの問題が浮上します。ド・マンは、ナチ政権下で生き残るためにいかなるレトリックを使っていたのか? その謎に挑んだのが、土田知則さんの新刊『ポール・ド・マンの戦争』です。ド・マンの使ったレトリックには、政治家の発言やネットからのフェイク混じりのニュースなど、ポスト・トゥルースの時代といわれる現在を生きる我々が真実を知るためのヒントが隠されているかも知れません。
2016年に『盗まれた廃墟 ポール・ド・マンのアメリカ』を上梓し、ド・マンのテクストが読まれ続けている理由、そして、ベルギーから新天地アメリカに渡ってからの全貌を明らかにした巽孝之さんをお招きし、ド・マンが戦時下でどのようなレトリックを使ったのか、そして、使わねばならなかったのかを徹底討議していただこうと思います。
ド・マンの構築した批評そのものはむろんのこと、ポスト・トゥルースの時代における21世紀的な脱構築批評の意義をめぐって、ぞんぶんに語っていただけることでしょう。我が国におけるド・マン研究をリードするお二人の対話に、どうぞご期待ください。

≪プロフィール≫

土田知則(つちだ・とものり)

1956年、長野県に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門はフランス文学・文学理論。著書に、『現代文学理論——テクスト・読み・世界』(共著、新曜社)、『プルースト 反転するトポス』(新曜社)、『間テクスト性の戦略』(夏目書房)、『ポール・ド・マン――言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店)、『現代思想のなかのプルースト』(法政大学出版局)ほか、訳書にマーティン・マックィラン『ポール・ド・マンの思想』(新曜社)、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(全2冊、共訳、岩波書店)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー――ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(岩波書店)、バーバラ・ジョンソン『批評的差異――読むことの現代的修辞に関する試論集』(法政大学出版局)ほかがある。


巽 孝之(たつみ・たかゆき)慶應義塾大学文学部教授(アメリカ文学、現代批評理論)

1955年、東京生まれ。コーネル大学大学院修了(Ph.D, 1987)。日本英文学会監事、日本アメリカ文学会会長、アメリカ学会理事、北米学術誌
The Jourrnal of Transnational American Studies 編集委員などを務める。
主著に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988 年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『メタフィクションの謀略』(筑摩書房)、『ニュー・アメリカニズム』(青土社、1995 年度福澤賞)、『メタファーはなぜ殺される』(松柏社)『アメリカン・ソドム』(研究社)、『リンカーンの世紀』(青土社)、『「白鯨」アメリカン・スタディーズ』(みすず書房)、『モダニズムの惑星』(岩波書店)、 Full Metal Apache (Duke UP)、『盗まれた廃墟 ポール・ド・マンのアメリカ』(彩流社)など多数。

 

 

開催日時:2018年5月25日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール 参加費: 500円(要予約)

電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。

6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

5/23(水) 19:00~
カズオ・イシグロ『日の名残り ノーベル賞記念版』(早川書房)&
『三田文学』2018年春季号(特集:イギリス小説の現在)刊行記念トークイベント
「カズオ・イシグロの不思議世界」

長崎、上海、イングランド、ヨーロッパのある都市、等のさまざまな空間。第一次世界大戦、第二次世界大戦、現在、近未来、中世時代といったさまざまな時間。記憶、喪失感、孤独、老齢、裏切り、暴力、芸術というさまざまなテーマ。
カズオ・イシグロの文学は「さまざまな」方向にエネルギーを放ち、私たちを絡め取ります。深さと広がりのこの不思議世界について語ってみましょう。

≪プロフィール≫

河内恵子(かわち・けいこ)

英文学者、慶應義塾大学名誉教授、『三田文学』編集委員。
1953年、兵庫県生まれ。著書に『深淵の旅人たちーワイルドとF. M .フォードを中心に』(慶應義塾大学出版会)、『オスカー・ワイルドの世界』(開文社)、『現代イギリス小説の「今」—記憶と歴史』(彩流社)など。

佐藤元状(さとう・もとのり)

英文学者。慶應義塾大学法学部教授。1975年生まれ。
著書に『ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴの映像学』(ミネルヴァ書房、2012年)、『グレアム・グリーンある映画的人生』(慶應義塾大学出版会、2018年)など。

早川浩(はやかわ・ひろし)

株式会社早川書房 代表取締役社長。
1942年東京・神田生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。
1965年早川書房入社、1989年社長就任。現在に至る。
1964年第18回東京オリンピック英語圏公式通訳。1998年ニューヨークにてアメリカ探偵作家クラブ主催エドガー・アラン・ポー賞特別賞:エラリイ・クイーン賞受賞。

 

開催日時:2018年5月23日(水) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール 参加費: 500円(要予約)

電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。

6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

4/11 (水) 19:00~
『辺境の怪書,歴史の驚書,ハードボイルド読書合戦』(集英社インターナショナル)刊行記念
高野秀行さん×清水克行さん×内藤順さんトーク&サイン会
「面白い本を読んだら誰かと話したい!」

【満員御礼】

本イベントは定員に達したため予約を締め切りました。

ノンフィクション作家・高野秀行さん、歴史家・清水克行さんの読書会対談『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』の刊行記念トークイベントです。書評サイトHONZ編集長内藤順さんを交え、本を読み、語り合う楽しさ、違う視点を得て考察を深める醍醐味などを存分に話します。

≪プロフィール≫

高野 秀行(たかの・ひでゆき)

ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。早稲田大学探検部所属時執筆した『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語科で講師を務めたのち、ノンフィクション作家に。『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で酒飲み書店員大賞受賞、『謎の独立国家ソマリランド』(集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。著書は他に『謎のアジア納豆』(新潮社)、『アヘン王国潜入記』『巨流アマゾンを遡れ』(ともに集英社文庫)『西南シルクロードは密林に消える』『移民の宴』(ともに講談社文庫)など多数。モットーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」。

清水 克行(しみず・かつゆき)

歴史家。明治大学商学部教授。専門は日本中世史。1971年、東京都生まれ。「室町ブームの火付け役」と称され、大学の授業は毎年大講義室に400人超の受講生が殺到する人気。2016年~17年讀賣新聞読書委員を務める。歴史番組の時代考証なども担当。著書に『喧嘩両成敗の誕生』(講談社選書メチエ)、『日本神判史』(中公新書)、『大飢饉、室町時代を襲う!』『足利尊氏と関東』(吉川弘文館)、『耳鼻削ぎの日本史』(洋泉社 歴史新書y)など。 モットーは「宝処在近(大事なものは身近なもののなかにある!)」。

内藤 順 (ないとう・じゅん)

HONZ編集長。1975年2月4日生まれ、茨城県水戸市出身。早稲田大学理工学部数理科学科卒業。広告会社・営業職勤務。好きなジャンルは、サイエンスもの、歴史もの、変なもの。好きな本屋は、丸善(丸の内)、東京堂書店(神田)。はまるツボは対立する二つの概念のせめぎ合い、常識の問い直し、描かれる対象と視点に掛け算のあるもの。

開催日時:2018年4月11日(水) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール 参加費: 500円(要予約)

【満員御礼】本イベントは定員に達したため予約を締め切りました。  

電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。 6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。 会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。 やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

3/23(金) 19:00~
『みんな昔はこどもだった』(講談社)&『映画の中にある如く』(キネマ旬報社)刊行記念
池内紀さん×川本三郎さんトーク&サイン会
「みんな映画のこどもだった」

ドイツ文学者・エッセイストの池内紀さんの新刊『みんな昔はこどもだった』と、評論家の川本三郎さんの新刊『映画の中にある如く』のダブル発売記念イベントです。プライベートでも親交の深いお二人が、『みんな昔はこどもだった』に登場する15人の作家のことや、『映画の中にある如く』に登場する映画や文学のことを自由自在に語り尽くします。2冊に共通するのは「細部を楽しむ」ということ。貴重な対談をお聞き逃しなく!

≪プロフィール≫

池内 紀(いけうち・おさむ)

ドイツ文学者・エッセイスト。1940年、兵庫県姫路市生まれ。 著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『亡き人へのレクイエム』『記憶の海辺』、編注に森鷗外『椋鳥通信』(上・中・下)、訳書に『カフカ小説全集』(日本翻訳文化賞)、ゲーテ『ファウスト』(毎日出版文化賞)カール・クラウス『人類最期の日々』ほか多数。大好きな山や町歩きについての紀行文、本の虫としての書評、人物評伝にも定評がある。3月20日(火)に最新刊 『みんな昔はこどもだった』(講談社)が発売される。

川本 三郎 (かわもと・さぶろう)

評論家。1944年東京生まれ。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、97年『荷風と東京』で読売文学賞、2003年『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞、12年『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞。『キネマ旬報』の長期連載「映画を見ればわかること」でキネマ旬報読者賞を7度受賞。都市論、エッセイ、小説、翻訳などの著書多数。映画についての近著は『「男はつらいよ」を旅する』(新潮社)、『サスペンス映画ここにあり』(平凡社)、『成瀬巳喜男 映画の面影』(新潮選書)、『映画の戦後』(七つ森書館)など多数。最新刊『映画の中にある如く』(キネマ旬報社)など。

開催日時:2018年3月23日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加費: 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『池内さん×川本さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。    

電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。

6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。