「燃える!パッチギ魂。ネットメディアと朝鮮半島を語る」-『民族でも国家でもなく  北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画』刊行記念 四方田犬彦さん×李鳳宇さんトークライブ  5月11日(月)19時~

『燃える!パッチギ魂。ネットメディアと朝鮮半島を語る』

ネトウヨ、ヘイトスピーチ、嫌韓本など、偏見と差別が横行するようになってしまった時代に、映画『パッチギ!』『フラガール』などを大ヒットさせた映画プロデューサー李鳳宇と、キューバ、韓国、台湾、ボスニアなど、世界の中の小さい国やマイノリティを熟知する四方田犬彦の二人が、満を持して静かにそして熱く語る。世界が不幸な方向へ滑り出していったとき、われわれは何をすればよいのか。

四方田犬彦さん

李鳳宇さん

【プロフィール】
四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年大阪生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学と比較文化を学ぶ。
70年代に軍事政権下のソウルに滞在したのを契機に、映画と文学をはじめ文化現象一般についての批評を執筆する。明治学院大学で長らく映画史の教鞭をとり、コロンビア大学、ボローニャ大学、中央大学校(ソウル)、清華大学(台湾)などで客員教授、研究員を務めた。近著に『ルイス・ブニュエル』『台湾の歓び』『わが煉獄』『日本映画史110年』、ロジャー・パルバース氏との対談本『こんにちは、ユダヤ人です』がある。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。

李鳳宇(リ・ボンウ)LEE BONG-WOO
1960年京都生まれ。朝鮮大学校フランス語学科卒業後、パリに留学。89年映画会社シネカノン設立。ヨーロッパ・アジアを中心に世界中の作品180本以上を配給。
プロデュースした代表作に、在日の主人公たちのリアルな姿を描いた刺激的な作品として話題をよび、内外の50以上の映画賞を受賞した『月はどっちに出ている』(1993年)、キネマ旬報ベスト・テン第1位に輝いた『パッチギ!』(2005年)、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『フラガール』(2006年)など。2011年にSUMOMO 〈スモモ〉(現RESPECT〈レスペ〉)を設立。近年の制作に『EDEN』『イン・ザ・ヒーロー』があり、現在、小泉今日子を主演に迎え『たまもの』が制作進行中。
主な著書に『「月はどっちに出ている」をめぐる2、3の話』『日本映画は再興できる』『パッチギ!対談篇──喧嘩、映画、家族、そして韓国』(四方田犬彦氏との共著)、『パッチギ!的──世界は映画で変えられる』など。映画界への貢献が評価され、日本アカデミー賞協会特別賞、淀川長治賞などを受賞。

開催日時:2015年5月11日(月) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「四方田さん李さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

【神田神保町店2015/4/7調べ】週間ベストセラー

 

ランチパスポート神保町・水道橋・御茶ノ水版  Sweet Thick Omelet 
友は野末に : 九つの短編  新潮社 
田園発 港行き自転車 (上)  集英社 
日本の反知性主義 = Anti-Intellectuali…  晶文社 
田園発港行き自転車(下)  集英社 
太宰治の辞書  新潮社 
本で床は抜けるのか  本の雑誌社 
ニッポン旅みやげ  青土社 
原子・原子核・原子力 : わたしが講義で伝えたかったこと  岩波書店 
地平線の相談  文藝春秋 
〈04月07日調べ〉

『新宿伝説』刊行記念! 懐かしきあの日あの時の風 石森史郎さん トークイベント  4月29日(水)14時~ 

『懐かしきあの日あの時の風』

 師匠・八木保太郎との思い出、三島由紀夫との思い出、『裏窓』での思い出を中心に幅広い話題で語っていただくトークイベント。 

ご参加お待ちしております

石森史郎さん

 

 

【略歴】
 1931年、北海道生まれ。日本大学芸術学部卒業。
 在学中に執筆した「晩鐘」がシナリオ作家協会新人シナリオコンクールに入賞し、テレビドラマ「ママちょっと来て」で脚本家デビュー。日活や松竹に所属しながら映画脚本を多数執筆し、脚本家としての経験を積んだ後、独立してフリーとなる。
 独立後、松本零士原作の「銀河鉄道999」(東映)や片岡義男原作の「ボビーに首ったけ」(同)のアニメ映画脚本を執筆し、シナリオライターとしての不動の地位と絶大な人気を得た。巨匠・大林宣彦監督との仕事も多く、芦原すなおの直木賞受賞作「青春デンデケデケデケ」(東映)、宮部みゆきの直木賞受賞作「理由」(アスクック・エース)など、七十本以上の脚本を執筆している。
 テレビドラマでも名作を数多く手掛けており、「ザ・ガードマン」(1965-71、TBS)や「必殺仕事人」(1979-81、テレビ朝日)、「虹のエアポート」(1975-76、TBS)の脚本を数多く担当。
 特撮番組では「仮面ライダー」(1971-73、毎日放送)をはじめ、「ウルトラマンA」(1972-73、TBS)、「ザ・カゲスター」(1976、NET)などの脚本を書いており、ストーリーテラーとしての手腕が高く評価され「石森脚本にハズれはない」と絶賛する特撮マニアも多い。
 1990年代からは文芸作品の創作活動も発表しており、『東洲斎写楽』(1996)や『ゴンザ』(1999)など、長編小説を書下ろし刊行している。
 芸術選奨新人賞、毎日映画コンクール脚本賞、厚生大臣優秀賞などを受賞。
 後輩ライターの育成にも熱心で、私塾「青春脚本塾」を主催している。

開催日時:2015年4月29日(水) 14時~(開場13時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「石森さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日12:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

14歳の世渡り術シリーズ『夏目漱石、読んじゃえば?』(河出書房新社)刊行記念 奥泉光×いとうせいこうの漱石語り  5月13日(水)19時~

当イベントは満員御礼につき予約受付を終了いたしました。たくさんのご予約、誠にありがとうございます。(5月13日記)

『奥泉光×いとうせいこうの漱石語り』

2016年に没後100年、2017年に生誕150年を迎える夏目漱石。

漱石を愛してやまない作家・奥泉光とこれまでにも奥泉と文学を語り合ってきたいとうせいこうがさらに漱石作品について語りつくす、抱腹絶倒トークライブ。

奥泉光さん  (撮影:中野義樹)

いとうせいこうさん

【プロフィール】

奥泉光
1956年生まれ。作家、近畿大学教授。1986年に『地の鳥 天の魚群』でデビュー。
1994年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。主な著書に『ノヴァーリスの引用』(第15回野間文芸新人賞)、『『吾輩は猫である』殺人事件』、『鳥類学者のファンタジア』、『坊ちゃん忍者幕末見聞録』、『神器』(第62回野間文芸賞)、『シューマンの指』、『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』、『東京自叙伝』(第50回谷崎潤一郎賞)などがある。

いとうせいこう
1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。著書に『ノーライフキング』『見仏記』(みうらじゅんと共著)『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)『想像ラジオ』(第35回野間文芸新人賞受賞)『存在しない小説』『鼻に挟み撃ち 他三編』、テレビでは「ビットワールド」(Eテレ)「オトナの!」(TBS)などにレギュラー出演中。「したまちコメディ映画祭in台東」では総合プロデューサーを務め、浅草、上野を拠点に今年で8回目を迎える。奥泉光との共著に『小説の聖典(バイブル)』など。

開催日時:2015年5月13日(水) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

松本卓也さん、向井雅明さんトークイベント 『nyx』『人はみな妄想する』刊行記念 いま読まれるべきラカン 5月15日(金)19時~

『nyx』『人はみな妄想する』刊行記念
いま読まれるべきラカン

                                 


かつて構造主義の潮流に位置する精神分析家として日本に輸入されたラカン。
フランス語圏の主流ラカン派における新たな展開を受け止めつつ、
近年、日本でも思想と臨床の新しい潮流がうまれています。
新思想誌『nyx』では、その第二特集として「現代ラカン派の理論展開」を掲載し、
第一特集「〈エコノミー〉概念の思想史」においてもラカンの精神分析を用いての論考が試みられました。
いま、なぜラカンなのか。「現代ラカン派」とは。
『人はみな妄想する―ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』を刊行される
自治医科大学助教の松本卓也氏と、精神分析相談室の向井雅明氏が語ります。

松本卓也さん

向井雅明さん

【登壇者略歴】
松本卓也(まつもとたくや)
1983年生まれ。自治医科大学精神医学教室助教。博士(医学)。専攻は精神病理学。共著書に『現代精神医学事典』(弘文堂、2011年)、『天使の食べものを求めて―拒食症へのラカン的アプローチ』(三輪書店、2012年)。

向井雅明(むかいまさあき)
1948年生まれ。精神分析相談室。精神分析家。著書に『考える足―「脳の時代」の精神分析』(岩波書店、2012年)等。

開催日時:2015年5月15日(金) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「松本さん、向井さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。