【神田神保町店2016/10/11調べ】週間ベストセラー

ランチパスポート神保町・御茶ノ水・水道橋・ 飯田橋VOL.7  Sweet Thick Omelet
最後の秘境東京藝大 : 天才たちのカオスな日常  新潮社
湖底の城 : 呉越春秋 7巻  講談社
戦争まで : 歴史を決めた交渉と日本の失敗  朝日出版社
〆切本  左右社
小さな出版社のつくり方  猿江商會
住友銀行秘史  講談社
手のひらの京(みやこ)  新潮社
J・G・バラード短編全集 1  東京創元社
スクープ! = GET A SCOOP! : 週刊文春エー…  文藝春秋
〈10月11日調べ〉

11/11(金) 【先行発売】 『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)刊行記念
戸川安宣さん×北村薫さんトークイベント 「ぼくらのミステリ・クロニクル」

ミステリを愛しミステリに愛された稀代の名伯楽が語るこれまでの、そして、これからの本の世界——。今や伝説となった叢書「日本探偵小説全集」(全 12 巻)を企画する一方で、数多くの新人作家を発掘し、戦後の日本ミステリ界を牽引した編集者、戸川安宣。彼は稀代の「読み手」であり、「編み手」であり、さらには全国でも珍しいミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営にも携わるという「売り手」でもありました。今回はその編集者人生をまとめた『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行を記念し、著者である戸川安宣さんと、学生時代からの盟友でもある北村薫さんに、「ぼくらのミステリ・クロニクル」について存分に語りあっていただきます。

プロフィール

戸川 安宣(とがわ・やすのぶ)

1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理文庫」のほか「バルザック全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第 4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。また、2003年から 2007年まで、吉祥寺でミステリ専門書店「TRICK+ TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。

北村 薫(きたむら・かおる)

1949 年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大学時代はワセダミステリクラブに所属。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。1989 年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。1991 年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006 年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞。2009 年『鷺と雪』で直木賞受賞。本格ミステリ作家クラブ 2 代目会長。著作に『覆面作家は二人いる』『スキップ』『飲めば都』『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など多数。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。

開催日時:2016年11月11日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『戸川 安宣さん×北村 薫さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

【神田神保町店2016/10/4調べ】週間ベストセラー

呉越春秋 湖底の城   7  講談社
アンジェリーナ・フルードの謎  論創社
消えたボランド氏  論創社
生ける死者に眠りを  論創社
小さな出版社のつくり方  猿江商會
ヌメロ・ゼロ  河出書房新社
〆切本  左右社
スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ  文藝春秋
私の「貧乏物語」  岩波書店
創造元年1968  作品社
〈10月04日調べ〉

10/29(土) 『知られざる出版「裏面」史 元木昌彦インタヴューズ』(発行:出版人/発売:東洋出版)刊行記念 元木昌彦さん×坪内祐三さんトークイベント
~『出版「裏面」史』のそのまた「裏面」に迫る!~

出版に不況はないと言われ、出版が輝いていた時代--。それは拳骨の知性をもって新たな試みに挑み、精神の拳骨をもって周囲の軋轢と戦ってきた編集者や記者たちによって切り拓かれた時代でもあった。元「週刊現代」編集長、元「フライデー」編集長の元木昌彦によって聞き出され、まとめられた本書にすら載せられなかったウラのウラに文壇内幕エッセイ「酒中日記」で知られる坪内祐三の「博覧強記」が切り込む!!

≪プロフィール≫
元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年生まれ 講談社で「フライデー」「週刊現代」「Web現代」の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論
を講義。主な著書に「編集者の学校」(講談社編著)、「編集者の教室」(徳間書店)、「週刊誌は死なず」(朝日新聞出版)、「『週刊
現代』編集長戦記」(イーストプレス)などがある。

坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)
1958年生まれ 評論家・エッセイスト 主な著書に「ストリートワイズ」(晶文社)、「慶応三年生まれ七人の旋毛曲り-漱石・外骨・
熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代」(マガジンハウス)、「靖国」(新潮社)、「一九七二―『はじまりのおわり』と『おわりのは
じまり』」(文藝春秋)、「探訪記者 松崎天民」(筑摩書房)、「文庫本宝島」(本の雑誌社)など多数。

開催日時:2016年10月29日(土) 15時00分~(開場14時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『元木 昌彦さん×坪内 祐三さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日13:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

10/27(木)  早川タダノリさん×藤村妙子さんトークイベント
『ディストピア 満洲国 ~日本人の心を捉えたプロパガンダ~』

テレビ・雑誌・書籍で繰り広げられる「日本スゴイ」エピソードの氾濫。侵略のキーワードとなった「八紘一宇」などという時代錯誤な言葉を政治家が国会の場
で平気で口にするようになった社会状況。同じような時代が、80数年ほど前にもあった。
今から85年前の1931年9月18日に起きた柳条湖事件(満洲事変)。
事件はやがて満洲全土に広がり、翌年、大日本帝国は傀儡国家「満洲国」をつくった。満洲事変を受けて日本国内の新聞・雑誌・書籍での「日本のスゴイ」は一大ブームになった。

傀儡国家満洲国は「王道楽土」とうたわれ、その開拓にはさまざまな事情を抱えた人びとが満蒙開拓団として派遣された。その数、敗戦までに全国で約32万人(青少年義勇軍を含む)。あまり知られていないが、そのうち東京からは約1万1千人もの人びとが様々な事情で満蒙開拓団に加わっている。多くの人びとがユートピア(王道楽土)を目指して大陸へと渡った。しかし、彼らを待ち受けていたのは開拓先での厳しい現実と敗戦による悲惨な逃避行だった。「日本スゴイ」の大合唱は私たちをどこに連れて行くのか?

「原発」や「愛国」などの20世紀のプロパガンダに詳しい『「日本スゴイ」のディストピア』の著者早川タダノリさんと、東京からの満蒙開拓団の全貌を明らかにした『東京満蒙開拓団』の執筆者の1人藤村妙子さんが、満蒙開拓時代の日本のプロパガンダとその末路を語ります。

プロフィール

早川 タダノリ(はやかわ・ただのり)

1974年生まれ。編集者。主に戦前・戦中の広告収集によるプロパガンダ研究家。『神国日本のトンデモ決戦生活』『原発ユートピア日本』『憎悪の広告』(いずれも合同出版)『「愛国」の技法』最新刊『「日本スゴイ」のディストピア』(いずれも青弓社)

藤村 妙子(ふじむら・たえこ)

1954年 東京生まれ 1973年都立高校卒業 同年から地方自治体勤務 2007年9月 東京都大田区内の市民運動活動家と「東京の満蒙開拓団を知る会」を結成。 2012年9月 共著「東京満蒙開拓団」(ゆまに書房)を出版

開催日時:2016年10月27日(木) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『早川 タダノリさん×藤村 妙子さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。