96歳・現役ジャーナリスト、むのたけじさんトークイベント開催!

『希望は絶望のど真ん中に』(岩波書店)刊行記念
老ジャーナリストの新しい目―「希望は絶望のど真ん中に」
を送るにあたって

75年(!)に及ぶジャーナリスト生活をとおして、これだけは今、どうしても伝えておきたいとおっしゃるメッセージとは何か、そして書き終えた今、思うことは何か。秋田県・横手市から東京の会場にいらしてご本人が直接熱く語られます。(講演後の質疑も予定しています)

開催日時 9月16日(金)18:00~20:00(開場17:45)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「むのさんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

  ご好評につき こちらのイベントは 定員に達しましたので、お申込みを締め切らせて頂きました

『神秘の夜の旅』(トランスビュー)刊行記念連続講演開催!

霊性を探求する気鋭の批評家 若松英輔
『神秘の夜の旅』(トランスビュー)刊行記念連続公演2011年9月
[第1講]―越知保夫と私

開催日時 9月8日(木)18:30~20:00(開場18:15)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約) 定員80名
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「若松さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

【【講師紹介】】
若松英輔(わかまつ えいすけ)
1968年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家。現在、株式会社シナジーカンパニージャパン代表取締役。「越知保夫とその時代」で第14回三田文学新人賞受賞。その後『三田文学』に「小林秀雄と井筒俊彦」、「須賀敦子の足跡」などを発表し、昨年より「吉満義彦」を連載。また『小林秀雄―越知保夫全作品』(慶應義塾大学出版会、2010)を編集本年5月に刊行された、初めての著書『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)が大きな話題を呼ぶ。

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林道郎さんレクチャー「マイケル・フリード『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』をめぐって」開催!!

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『photographers’ gallery press no. 10』刊行記念レクチャー・シリーズ第3弾として、林道郎さん(上智大学教授、美術史・美術批評)お迎えし、レクチャーを開催いたします。

林道郎さんは作品固有の質への繊細な注視と批評的コンテクストへの明晰な取り組みとによって、刺戟に満ちた、魅力的な研究を数多く発表されています。とりわけ、日本での紹介が遅れていると言わざるを得ない抽象表現主義以降のアメリカ現代美術、およびクレメント・グリーンバーグ以降の美術批評理論に関する造詣の深さは驚嘆すべきものです。

今回のレクチャーでは、『pg press』が継続的に関心を寄せてきたアメリカの美術史家/美術批評家マイケル・フリードによる写真論『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか(Why Photography Matters as Art as Never Before)』(未邦訳、現在当店でのお取り扱いはございません。ごめんなさい)を中心に、写真と芸術との関係をめぐってお話を伺います。レクチャー・シリーズの第一弾において大島洋さんの写真展案内状「三閉伊」(1973年、『pg press no. 10』に再録)をめぐって倉石信乃さんが述べられていた、写真表現における虚構と現実との複雑な関係を、フリードは「演劇性」と「反演劇性」という概念を通して考えています。興味の尽きない、真摯な探求に値するテーマですが、今回のレクチャーで林さんは、どのような言葉で考察を展開してくださるでしょうか。期待が膨らみます。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

開催日時 9月10日(土)15:00~17:00(開場14:45)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「林道郎さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

Osiris さんの写真集・写真書入荷しました!(3階)

Osiris さんより写真集・写真書が入荷いたしましたのでご紹介。

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上段左から

・中平卓馬著『見続ける涯に火が』

今日「見ること」そして「思考すること」に誠実に取り組もうとするなら、避けては通れないのが中平卓馬の批評です。

・中平卓馬写真集『原点復帰―横浜』

2003年横浜美術館で開催された同名の展示の図録として刊行された書籍。

・中平卓馬写真集『来るべき言葉のために』

1970年の中平の写真集の復刻。プロヴォーク後、「植物図鑑」へと至る第一歩が記された写真集。

下段左から

・港千尋著『写真という出来事』

1988年から1994年にかけての、写真および世界史において大きな変化のあった時期に書かれた文章をまとめた書籍。

・ジョナス・メカス『フローズン・フィルム・フレームズ』

映画作家ジョナス・メカスが「写真と映画のあいだ」に位置する作品として制作している「フローズン・フィルム・フレームズ」をめぐる本。テクスト/図版ともに美しい。現在書店での流通がほぼ無い書籍です。この機会に是非。

・島尾伸三写真集『まほちゃん』

勿論、敏雄さん、ミホさん、マヤさん、登久子さんも写ってます。

・吉野英理香写真集『ラジオのように』

見るほどに胸騒ぎのする、美しく危うい写真集。人間も動物も、読めない表情で恐いぞ!

以上、どれも自信を持ってお勧めできます。一般書店での流通がごく限られている書籍です。ぜひお手にとってご覧ください。

2階にて同じくオシリスさんより刊行の吉増剛造さんの映像作品集『キセキ―gozoCine[「e」にアクサンテギュ] 』も取り扱ってございます。こちらも素晴らしい内容ですので是非!

今週のベストセラー(8月9日調べ)

1 紅梅 津村 節子 文藝春秋 1200円 B6
2 呉越春秋 湖底の城 2 宮城谷 昌光 講談社 1680円 B6
3 みなも 石田 千 角川書店 1680円 B6
4 原発文化人50人斬り 佐高 信 毎日新聞社 1575円 B6
5 健康半分 赤瀬川 原平 デコ 1260円 不明
6 津波と原発 佐野 眞一 講談社 1575円 B6
7 韃靼の馬 辻原 登 日本経済新聞社 2520円 A5
8 下町ロケット 池井戸 潤 小学館 1785円 B6
9 「東北」再生 赤坂 憲雄 他 イーストプレス 1050円 B6
10 「フクシマ」論 開沼 博 青土社 2310円 B6