『あなたは今、この文章を読んでいる。 ―パラフィクションの誕生』(慶應義塾大学出版会)刊行記念 佐々木敦さん×藤田直哉さんトーク&サイン会 10月17日(金)19時~

虚構内存在の存在論

佐々木敦(批評家、早稲田大学学術院教授)
藤田直哉(SF・文芸評論家)

 

【内容】
筒井康隆の『虚人たち』を出発点にメタフィクションを徹底解析、2000年代に登場した新たな作品群を「パラフィクション」と名付けた衝撃の一書、『あなたは今、この文章を読んでいる。 ―パラフィクションの誕生』。
同書の刊行記念に、著者の佐々木敦氏と、筒井作品を大胆に読み直した『虚構内存在』(作品社)の著者・藤田直哉氏のおふたりが、「虚構内存在」を切り口に、SFについて、そして批評について大いに語ります!

【プロフィール】

佐々木 敦 ささき・あつし

1964年名古屋市生まれ。批評家、早稲田大学文学学術院教授、音楽レーベルHEADZ主宰。20年以上にわたり、音楽、文学、映画、演劇などの批評活動を行なう。著書に『即興の解体/懐胎』(青土社、2011年)、『未知との遭遇』(筑摩書房、2011年)、『批評時空間』(新潮社、2012年)、『シチュエーションズ』(文藝春秋、2013年)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン、2014年)など多数。

藤田直哉 ふじた・なおや

1983年札幌市生まれ。SF・文芸評論家。東京工業大学大学院博士課程修了。著書に『虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』(作品社、2013年)、『3・11の未来――日本・SF・想像力』(編著、作品社、2011年)、『21世紀探偵小説――ポスト新本格と論理の崩壊』(共著、南雲堂、2012年)『ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF』(共編著、南雲堂、2013年)など多数。

開催日時:2014年10月17日(金) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「佐々木さん藤田さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 店内カフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

 

 

新井潤美先生選書フェア「メイドを通してみる英国文化」開催中!(神田神保町店3階)

ただいま神田神保町店3階にて、ロジーナ・ハリソン著『おだまり、ローズ』(新井潤美監修・新井雅代訳、白水社)の刊行に合わせ、監修者の新井潤美先生の選書による「メイドを通してみる英国文化」フェアを開催中です。

新井先生には、英国文化史に関する書籍ばかりでなく、古典から現代に至る文学作品、コミックまで、多彩なタイトルを選書していただきました。現代のサブカルチャー作品におけるキャラクター造形にまで影響がつづく、メイドや執事をめぐる歴史・文化を深く学ぶことのできる楽しい棚になっていると思います。ぜひ御覧ください。

 

【神田神保町店2014/9/9調べ】週間ベストセラー

「知」の読書術  集英社インターナショナル 
ボラード病  文藝春秋 
壽屋コピーライター開高健  たる出版 
史料としての猫絵 日本史リブレット ; 79  山川出版社 
やくざと芸能と : 私の愛した日本人  イースト・プレス 
死んでしまう系のぼくらに  リトルモア 
いま生きる「資本論」  新潮社 
古本屋になろう!  青弓社 
現代の超克 本当の「読む」を取り戻す  ミシマ社 
吉田知子選集? そら  景文館書店 
〈09月09日調べ〉

『じぶんの学びの見つけ方』刊行記念 高山宏先生(英文学者)×石岡良治さん(『視覚文化「超」講義』著者)トークイベント 10月3日(金)19時~20時30分

「学ぶ」ことは、生きること、自分の人生をつくること。


文学、映像、思想、歴史……知の領域を横断し、多様なものをつなぎ合わせ、あらゆるものの見方・考え方を世に問う両名。かつては同じ学舎で、学びの場を共に歩んでこられた二人が、いま「学ぶ」ことの意義について語る。「何のために学ぶのか」「なぜ学び続けるのか」。過去の実体験を振返りつつ、現代に必要とされる思考法を切り拓く、待望のトークセッション。

 

高山 宏(たかやま ひろし)

1947年岩手県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。英文学者、翻訳家。東京都立大学教授、首都大学東京都市教養学部教授、明治大学国際日本学部教授を経て、大妻女子大学比較文化学部教授。マニエリスムから文化史に至る領域横断的な研究は他の追随を許さない。著書に『アリス狩り』『世紀末異貌』『超人高山宏のつくりかた』『近代文化史入門』、訳書に、E・シューエル『ノンセンスの領域』、W・ウィルフォード『道化と笏杖』、B・スタフォード『ヴィジュアル・アナロジー』など。

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石岡良治(いしおか・よしはる)

1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。跡見学園女子大学、大妻女子大学、神奈川大学、鶴見大学、明治学院大学ほかで非常勤講師。論考として、「メディウムの肌理に逆らう―ロザリンド・クラウスにおけるポストメディウムの条件」(『述―特集・舞台/芸術』3号、近畿大学国際人文科学研究所編、明石書店、2009年)、「『仮面ライダーディケイド』、旅の途中」(『ユリイカ』2012年9月臨時増刊号)、「クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで」(『ラッセンとは何だったのか?―消費とアートを超えた「先」』原田裕規編、フィルムアート社、2013年)など。また雑誌『PLANETS』やムック『文化時評アーカイブス』にて、マンガやアニメなどのレビュー・座談会に参加。

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開催日時:2014年10月3日(金) 19時~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「高山さん石岡さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。
参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、
店内カフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。
イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。
尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

【神田神保町店2014/9/2調べ】週間ベストセラー

「知」の読書術  集英社インターナショナル 
弱さの思想 : たそがれを抱きしめる  大月書店 
REAR32号「本をとどける」  リア制作室 
哲学者内山節の世界  新評論 
101年目の孤独 : 希望の場所を求めて  岩波書店 
いま生きる「資本論」  新潮社 
?平哲郎スラップスティック選集 2  ヨシモトブックス 
岳飛伝 10 天雷の章  集英社 
須賀敦子の方へ  新潮社 
古本屋になろう!  青弓社 
〈09月02日調べ〉