【神田神保町店2014/11/18調べ】週間ベストセラー

新・人間革命 26  聖教新聞社 
古事記 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全30巻  河出書房新社 河出書房新社 
朝露通信  中央公論新社 
街場の戦争論  ミシマ社 
理不尽な進化 : 遺伝子と運のあいだ  朝日出版社 
Book Covers in Wadaland  アルテスパブリッシング 
ドミトリーともきんす  中央公論新社 
偏愛蔵書室  国書刊行会 
殉愛  幻冬舎 
フォルトゥナの瞳  新潮社 
〈11月18日調べ〉

【神田神保町店2014/11/4調べ】週間ベストセラー

民衆こそ王者 : 池田大作とその時代 7 (「白樺-いのち…  潮出版社 
フォルトゥナの瞳  新潮社 
古本屋ツアー・イン・神保町  本の雑誌社 
続・酒中日記  講談社 
街場の戦争論  ミシマ社 
朝露通信  中央公論新社 
偏愛蔵書室  国書刊行会 
ハリウッド美人帖  七つ森書館 
こんにちは、ユダヤ人です 河出ブックス ; 077  河出書房新社 
榛地和装本 終篇  河出書房新社 
〈11月04日調べ〉

ドーマル『空虚人と苦薔薇の物語』(風濤社)刊行記念
巖谷國士氏★トーク&サイン会 ~『類推の山』の話中話、世にも不思議な物語~    11月25日(火)19時~

ルネ・ドーマルの未完の冒険小説『類推の山』(河出文庫)を熱愛するファンは多い。未完でありながら、あるいは未完であるからこそ魔術的な魅力をはなつこの「非ユークリッド的」作品のなかで、みごとに完成された「話中話」として登場するのが「空虚人(うつろびと)と苦薔薇(にがばら)の物語」です。
双子の少年モーとホーが大いなる智恵を求めて高山をさまよい、ついに神秘の苦薔薇と空虚人にめぐりあう美しく切ないメルヘンですが、本書はそれのみを独立させ、練達の幻想画家・建石修志氏の描きおろした繊細優美な挿絵の数々を配して、1冊の瀟洒な「絵本」に仕上げたものです。
学生時代に原書に触れて感銘を受け、この話中話から訳しはじめたというシュルレアリスト巖谷國士氏が、『類推の山』の魅力と未完であることの美しさについて、「空虚人と苦薔薇の物語」を核心に据えながらトークします。
自著とシュルレアリスムの文学・美術・写真をめぐって、また森や庭園や都市、旅や遊びやメルヘン、瀧口修造や澁澤龍彦などをめぐって、数知れない講演を重ねてきた巖谷氏ですが、『類推の山』とこの話中話について語るのは初めてのことです。

 

略歴
巖谷國士 いわや・くにお
1943年東京都生まれ。東京大学仏文科卒、同大学院修了。学生時代に瀧口修造や澁澤龍彦と出会ったころから、シュルレアリスムの研究と実践をつづけている。仏文学者・評論家・旅行家・写真家・メルヘン作家、明治学院大学名誉教授。主な著訳書に『シュルレアリスムとは何か』『ヨーロッパの不思議な町』(筑摩書房)、『封印された星』『〈遊ぶ〉シュルレアリスム』『森と芸術』(平凡社)、『幻想植物園』(PHP研究所)、ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』『ナジャ』(岩波文庫)、ドーマル『類推の山』(河出文庫)、『スコープ少年の不思議な旅』(風濤社)など。

開催日時:2014年11月25日(火) 19時~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「巖谷さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。
参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、
1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。
イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。
尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

特別図鑑外授業 「海洋写真家とダイオウイカの博士が語るイカタコ撮影の裏話とダイオウイカの現在」窪寺恒己さん、峯水亮さん トーク&サイン会 11月29日(土)15時~

写真集図鑑「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」(エクスナレッジ)へ写真を提供し解説文を執筆した海洋写真家の峯水亮さんと、図鑑を監修したダイオウイカ研究の第一人者、窪寺恒己博士をお招きし、トークイベントを開催します。
峯水さんには、図鑑には書いていないイカとタコの撮影現場の裏(苦労)話についてお話いただき、窪寺博士には謎多き深海の巨大イカ、ダイオウイカの最新情報についてお話いただきます。当日はこの図鑑を知っていただくために全国の書店をまわったイカとタコのフィギュアも多数集結し、会場をにぎやかに飾ります。講演後にはサイン会も行います。

特別図鑑外授業で、図鑑がもっとおもしろくなる。この機会をどうぞお見逃しなく。

 

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■窪寺 恒己(くぼでらつねみ)

 国立科学博物館 標本資料センター・コレクションディレクター、分子生物多様性研究資料センター長兼任

 1951年東京生まれ。北海道大学、大学院を経て1982年水産学博士。1984年より国立科学博物館に勤務し、2011年より現職。専門は頭足類の分類・生態学、高次捕食者の食性研究など。2004年、ダイオウイカの生きている姿を世界で初めて撮影し、世界中の注目を集める。2012年にはダイオウイカの生態映像の撮影に成功し、世界中を驚愕させる。2014年、海洋立国日本の推進に関する特別な功績分野で内閣総理大臣賞を受賞。

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■峯水 亮(みねみず りょう)

1970年大阪府生まれ。海洋写真家。海洋生物を専門的に撮影する峯水写真事務所代表。著書に「海の甲殻類」(文一総合出版)、「サンゴ礁のエビハンドブック」(文一総合出版)、「水中撮影テクニック」(誠文堂新光社)などがあるほか、「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」(エクスナレッジ)では、解説文も担当。ダイビング雑誌の撮影や児童書、海洋生物関連の書籍などへ写真を多数提供している。現在、ライフワークとして、浮遊生物(プランクトン)の撮影に最も力を入れている。  ウェブサイト http://seacam.jp

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【当日の流れ(予定)】
15時スタート

第一部 「イカタコ撮影現場の裏(苦労)話」峯水亮さん (約50分)
     聞き手:高野丈(ネイチャー&サイエンス)

第二部 「2014年冬、日本海沿岸でダイオウイカが多数発見された謎」窪寺恒己博士  (約50分)

質疑応答
サイン会 17:00(予定)~

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開催日時:2014年11月29日(土) 15時~(開場14時30分)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「窪寺さん峯水さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

■企画・協力:トーハン ほんをうえるプロジェクト

※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。
参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、
1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。
イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。
尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。