7/5(火) 19時~ 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集12 『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』 刊行記念トークイベント 新しい芭蕉・蕪村・一茶    松浦寿輝さん×辻原登さん×長谷川櫂さん

累計25万部突破!! 好評の「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」最新刊は、俳句・俳諧の魅力が詰まった格好の入門書。松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶という3人の巨匠の魅力的な句を、松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂という読み巧者が今の視点で読み解き、「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)、丸谷才一・大岡信を中心にした「とくとく歌仙」も合わせて、俳諧世界の奥行きも味わえる1冊。その刊行を記念して、トークイベントを開催します。予備知識なしに俳句の楽しさを実感できる機会を是非お見逃しなく。

 

プロフィール

松浦 寿輝(まつうら・ひさき)

1954年東京生まれ。詩人・小説家。東京大学名誉教授。2000年「花腐し」で芥川賞受賞。著書に『半島』(読売文学賞)、『川の光』、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『折口信夫論』(三島由紀夫賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞特別賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)などがある。

辻原 登(つじはら・のぼる)

1945年和歌山県生まれ。小説家。90年「村の名前」で芥川賞受賞。著書に『翔べ麒麟』(読売文学賞)、『遊動亭円木』(谷崎潤一郎賞)、『発熱』、『枯葉の中の青い炎』(川端康成賞)、『花はさくら木』(大佛次郎賞)、『闇の奥』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『冬の旅』(伊藤整文学賞)などがある。


長谷川 櫂(はせがわ・かい)

1954年熊本生まれ。俳人。著書に『俳句の宇宙』(サントリー学芸賞)、句集『虚空』(読売文学賞)、『古池に蛙は飛びこんだか』、句集『沖縄』、『芭蕉の風雅 あるいは虚と実について』、『四季のうた 微笑む宇宙』などがある。

 

開催日時:2016年7月5日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『松浦寿輝さん×辻原登さん×長谷川櫂さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

【神田神保町店2016/6/7調べ】週間ベストセラー

遙かなるグルクン NATIONAL GEOGRAPHIC  日経ナショナルジオグラフィック社(発行)日経BPマーケティング(発売)
ロックの英詞を読む-世界を変える歌 = Rock Betw…  集英社インターナショナル
HAB 本と流通  エイチアンドエスカンパニー
人間晩年図巻 : 1990-94年  岩波書店
岳飛伝 17  集英社
須賀敦子の手紙 1975-1997 友人への55通  つるとはな
1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージッ…  集英社
デジタル・ジャーナリズムは稼げるか : メディアの未来戦略  東洋経済新報社
羊と鋼の森  文藝春秋
古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば  文藝春秋
〈06月07日調べ〉

7/12(火)19:00~ 晶文社『吉本隆明全集』第10回配本記念
橋爪大三郎さん×水無田気流さんトークイベント「詩と科学の魂をつなぐ」

吉本隆明さん(1924~2012)は、大学にも、会社にも、文壇にも属さず、その学問的生涯を完全な在野としてすごした異色の思想家です。敗戦後の虚無のなかから、みずからの思想を自分の言葉だけで構築し、激変していく社会のなかで、既成の常識や権威に、自分の言葉だけで立ち向かおうとし続けた、稀有な人でした。その発言は、詩、文学、政治、哲学、宗教、言語学、性愛、さらにはサブカルチャーにまでおよび、徹底的に突きつめられたその言説は、熱狂的な共感と反発を生み出しました。時代時代の危機に際して、いつもはっきりした足跡を印そうとしたその態度と著作の規模は、日本の思想史において、いまなお抜きん出た存在であり続けています。

晶文社『吉本隆明全集』(全38巻+別巻1)は、2014年3月に刊行を開始し、この6月に第10回配本である第1巻が発売されます。その刊行を記念し、吉本さんの巨大な業績を振りかえるとともに、そこに残された、現代に接続可能な課題とは何かを探る、そんなテーマの連続講座を開催したいと思います。

第一回のゲストである橋爪大三郎さんと水無田気流さんは、かつて東京工業大学世界文明センターの副センター長およびフェローとして吉本さん宅に通い、芸術言語論についての講義ビデオを制作したというご縁のあるふたり。今回の対談では、吉本思想を支えた科学と詩、両方の魂に光をあてながら、歴史の大きな転換点にある今、時代に対して私たちはどのような態度でのぞむべきなのか、そんな解析を試みていただこうと思います。

企画:晶文社広報部

 

プロフィール

橋爪 大三郎(はしづめ・だいさぶろう)

1948年、神奈川県生まれ。社会学者・東京工業大学名誉教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。理論社会学、比較宗教学、現代社会論、現代アジア研究などをてがける。『はじめての構造主義』、『はじめての言語ゲーム』、『ふしぎなキリスト教』(共著)(以上、講談社現代新書)、『永遠の吉本隆明 増補版』(洋泉社新書y)、『ほんとうの法華経』(共著、ちくま新書)、『あぶない一神教』(共著、小学館新書)、『クルアーンを読む』(共著、太田出版)、『日本逆植民地計画』(小学館)など著書多数。

 

水無田 気流(みなした・きりう)

1970年、神奈川県生まれ。詩人・社会学者。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。詩人として『音速平和』で中原中也賞、『Z境』で晩翠賞を受賞。著書に、『黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望』、『平成幸福論ノート』(田中理恵子名義)、『シングルマザーの貧困』(以上、光文社新書)、『無頼化した女たち』(亜紀書房)、『「居場所」のない男、「時間」がない女』(日本経済新聞出版社)など。

 

 

開催日時:2016年7月12日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『橋爪大三郎さん×水無田気流さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

【神田神保町店2016/5/31調べ】週間ベストセラー

古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば  文藝春秋
ランチパスポート神保町・水道橋・御茶ノ水 Vol.5  DRCマーケティング
虚構の男 ドーキー・アーカイヴ  国書刊行会
ロックの英詞を読む―― 世界を変える歌 ロックの英詞を読む  集英社インターナショナル
闇と静謐  論創社
「リベラル」がうさんくさいのには理由がある  集英社
日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか  集英社インターナショナル
日本会議とは何か : 「憲法改正」に突き進むカルト集団 合…  合同出版
トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA20…  文藝春秋
1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージッ…  集英社
〈05月31日調べ〉

6/22(水) 19時~ 『テロリスト・ワールド』(現代書館)刊行記念
鈴木邦男さん×真鍋厚さんトークショー 「わたしの中の〈テロリスト〉~絶望の時代を生きるための暴力論~」

貧困、差別、戦争、そして愛国心――いつの時代にも、正義と改革を求め人びとは戦い、壮絶な命のやりとりを続けてきた。テロリズムが止まない世界で生きるわたしたちは、今、どんなリテラシーを身につけ、どんな自意識を目覚めさせるべきなのか? 歴史・事件、メディア、映画等、さまざまなテロリスト像の中にある、わたしたちの意外な〈自意識〉を浮き彫りにする討論を、愛国者として闘い続ける鈴木邦男氏と、圧倒的な力作『テロリスト・ワールド』を上梓した新進気鋭の評論家・真鍋厚氏が繰り広げます。

プロフィール

鈴木 邦男(すずき・くにお)

1943年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。72年、新右翼団体「一水会」を結成。著書『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)、『ヤマトタケル』(現代書館)など多数。共著書『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)など。

真鍋 厚(まなべ・あつし)

1979年、奈良県生まれ。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了。評論家、著述家。出版社に勤務する傍ら評論活動を行っている。『週刊SPA!』が運営するニュースサイト『日刊SPA!』で、映画の読み解きを通じて社会問題や戦争などを論じるコラムを執筆している。

 

開催日時:2016年6月22日(水) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『鈴木 邦男さん×真鍋 厚さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。