『フォレンジック・アーキテクチャー 検知可能性の敷居における暴力』
エヤル・ヴァイツマン(著) 中井悠(訳) 刊行記念
訳者・中井悠さん対談イベント
「〈フォレンジック・アーキテクチャー〉という光学=見方――紛争の爪痕に声を与える」
対談者 岡真理さん
現在も続くパレスチナ問題。
本書『フォレンジック・アーキテクチャー』では、英国にある同名の調査機関による実践を紹介しています。同機関は、パレスチナをはじめとする武力紛争の現場や、国家権力による暴力の痕跡を、建築的・映像的手法を駆使して可視化・分析する斬新さから注目を集めていますが、その背景には、〈感性術〉という知覚の政治をめぐる思考があります。
本対談では、現代の証言・可視化・連帯のあり方をめぐって、本書の訳者である中井悠さんと、長年パレスチナ問題に取り組んでこられた岡真理さんのお二人に語っていただきます。
ふるってご参加ください。
8月下旬発売!
・登壇者プロフィール
中井悠(なかいゆう)
東京大学大学院総合文化研究科准教授(専攻=表象文化論)。東京大学副産物ラボ主宰、東京大学先進融合(アヴァンギャルドアート)部会主任。実験的電子音楽をモデルとした広義の「パフォーマンス」の制作・研究を行う。主な著書に、Reminded by the Instruments: David Tudor’s Music(オックスフォード大学出版局、2021年)、主な訳書に、『調査的感性術――真実の政治における紛争とコモンズ』(水声社、2024年)などがある。
岡真理(おかまり)
早稲田大学文学学術院教授(専攻=現代アラブ文学、パレスチナ問題)。学生時代に、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説作品に出会い、それ以来パレスチナ問題に取り組む。主な著書に、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房、2018年)、『ガザとは何か』(大和書房、2023年)、主な訳書に、サラ・ロイ『なぜガザなのか』(共訳、青土社、2024年)などがある。
開催日時:2025年9月19日(金)18時00分~(開場17時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町6階 東京堂ホール
参加費:おひとり様 1,000円(要予約)
予約方法:東京堂書店ホームページの予約フォームにて承ります。
上記「お申し込みはこちら」のリンク先専用応募フォームからお申し込みください。
・当日12:00より1階レジカウンターにてチケット販売を開始します。 店頭・メール受付問わず、ご予約の方は全員1Fレジにて受付をお願い致します。
受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
・開場時間前後はレジが混み合いますので、お早めに受付をお済ませ下さいませ。
・6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくことはご遠慮ください。
・やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話またはメール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。
・発熱・咳などの症状があり、体調に不安がある方はご参加頂けません。
・会場入口にアルコール消毒液を設置しておりますので、ご自由にお使い下さい。
・当日は係員およびスタッフの指示・注意に従ってください。指示に従っていただけない場合、参加のお断りやイベント実施が困難になる場合がございます。