「古本の時間 きつねの遠足」内堀弘さん×石田千さんトーク&サイン会開催!!


「読書のこと、古本のこと、中川六平さんのこと」
(出演者:内堀弘さん、石田千さん)

古書店主の内堀さんと、作家の石田さん。親交の深いふたりの、本にまつわるトークセッションをひらきます。今年9月に亡くなった名物編集者、中川六平さんのことも。

<プロフィールのご紹介>
内堀弘(うちぼり・ひろし)
1954年神戸生まれ。青山学院大学中退。東京は石神井で詩歌専門の古書店「石神井書林」を営む。著書に『石神井書林日録』(晶文社)、『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』(ちくま文庫)など。

石田千(いしだ・せん)
1968年、福島県生まれ。東京育ち。國學院大學文学部卒業。2001年に第一回古本小説大賞受賞。エッセイ『月と菓子パン』『きんぴらふねふね』『平日』『並木印象』『役たたず、』、小説『みなも』『あめりかむら』『きなりの雲』『バスを待って』などがある。

開催日時:10月19日(土)15:00~17:00(開場14:30)
開催場所:神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「内堀さん石田さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181 ※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。

『内澤旬子のこの人を見よ』(小学館)&
『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』(廣済堂出版)刊行記念
内澤旬子さん×宮田珠己さんトーク&サイン会開催!


「日本全国 この人を見よ」

人物観察を得意とする内澤旬子さんとヘンなカタチをこよなく愛する宮田珠己さんが、お互いの観察眼をかけてトークセッション。一見当たり前に思える人や風景などが見方を変えることによって一転します。ふたりが見ている世界を存分に語っていただきます。

<プロフィールご紹介>

■内澤旬子(うちさわ・じゅんこ) イラストルポライター。主な著書に『世界 屠畜紀行』『身体のいいなり』『飼い喰い』『おやじがき』などがある。

■宮田珠己(みやた・たまき) エッセイスト。主な著書に『ときどき意味もなくずんずん歩く』『だいたい四国八十八ヶ所』『おかしなジパング図版帖』な どがある。

開催日時:9月28日(土)15:00~(開場14:30)
開催場所:神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「内澤さん宮田さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181 ※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。

山之口貘を語る――『山之口貘全集』全集刊行開始記念・生誕110年、没後50年トークイベント開催!

今年、山之口貘生誕110年、没後50年という特別な年にあたり、思潮社より刊行される『山之口貘全集』の刊行開始を記念して詩人・山之口貘の娘さんであり、『父・山之口貘』の著書もある山之口泉さんと、山之口貘さんを敬愛する詩人の井川博年さんと白井明大さんをお迎えしてトークイベントを開催いたします。

<<演者プロフィール紹介>>

山之口泉(やまのくち・いずみ)
1944年生まれ。詩人・山之口貘の長女として東京・牛込弁天町に生まれる。都立大泉高等学校卒。早稲田大学ロシア文学科中退。四男一女の母。1985年刊行の『父・山之口貘』をもとに、その前後に書かれたエッセイ、講演、インタビューをまとめた『新版 父・山之口貘』を2010年に刊行。

井川博年(いかわ・ひろとし)

1940年福岡市生まれ。生家は船会社を営む。松江工業高校造船科卒。十代より俳句と詩を投稿。著書に『待ちましょう』(1989年)『そして、船は行く』(2001年、山本健吉文学賞)『幸福』(2006年、藤村記念歴程賞、丸山豊現代詩賞)『平凡』(2010年)がある。小学館『永遠の詩』シリーズの山之口貘の選と作品鑑賞を担当。

白井明大(しらい・あけひろ)

詩人。1970年生まれ。詩集に、娘が生まれ育つ日々を書いた『歌』(思潮社、 2010年)、ほか『心を縫う』(詩学社、2004年)『くさまくら』(花神社、2007年)がある。山之口貘と貞久秀紀の詩をこよなく愛する。2012年に『日本の七十二候を楽しむ ――旧暦のある暮らし――』を刊行、話題を呼んでいる。

<<山之口貘について>>

山之口貘(やまのくち・ばく)
詩人。1903年沖縄生まれ。1963年没。詩集に『思弁の苑』『山之口貘詩集』『定本 山之口貘詩集』、『鮪に鰯』がある。人生の様々な場面を純朴で澄んだ目線で描いた。今なお数多くの詩人・芸術家に敬愛されている詩人である。

開催日時:2013年9月29日(日)15:00~(開場14:30)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「山之口貘イベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181 ※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。

『井筒俊彦全集』(全12巻・別巻)刊行記念 高橋巖さん×若松英輔さんトークイベント開催!!

【井筒俊彦生誕100年】存在と言語をめぐる思想の世界

2014年の生誕100年を直前にして、9月から刊行開始となる『井筒俊彦全集』の刊行記念イベント。幅広い世代の方に「井筒俊彦」の思想や世界に触れていただく機会をご提供します。生前の井筒俊彦にみいだされ、幾度も「エラノス会議」の場を共にした高橋巖氏と、本全集の編集担当であり、初の井筒俊彦論を著した若松英輔氏にご対談いただきます。その偉大な業績だけでなく、今や窺い知ることのできない井筒の「人となり」について語り、その古びることのない広大で深遠な思想世界を掘り下げます。

<<演者プロフィール>>
高橋巖(たかはし いわお)
美学研究家。1928年生れ。ルドルフ・シュタイナー研究の第一人者であり、長年にわたりシュタイナーの翻訳、講義を行なう。1985年日本人智学協会設立。『神秘学講義』『ディオニュソスの美学』『若きシュタイナーとその時代』等。

若松英輔(わかまつ えいすけ)
批評家。1968年生れ。「越知保夫とその時代」で第14回三田文学新人賞受賞。
井筒俊彦論や死者論等、近代日本精神史を再考する著作で注目を集める気鋭の批評家。『井筒俊彦』『神秘の夜の旅』『魂にふれる』等。

<<井筒俊彦プロフィール>>
井筒俊彦(いづつ としひこ)
1914年生まれ。1931年、慶應義塾大学経済学部予科に入学。のち、西脇順三郎が教鞭をとる英文科へ転進。
1937年、慶應義塾大学文学を卒業し、同大学文学部英文科の助手となる。1950年、同大学文学部助教授を経て、
1954年、同大学文学部教授に就任。1969年、カナダのマギル大学の教授、1975年、イラン王立哲学研究所教授を歴任。
1979年、イラン革命のためテヘランを去り、その後は研究の場を日本に移した。
1967年から1982年にかけては、鈴木大拙に次ぐ二人目の日本人として、カール・グスタフ・ユングやルドルフ・オットーら主催の「エラノス会議」で数多くの講演を行った。
主な著訳書は『意識と本質』(岩波書店、1983年)、『コーラン』(翻訳、上中下、岩波文庫、1957‐58年)など多数。
『井筒俊彦著作集』(全11巻別巻1、中央公論社、1991-93年)がある。また、1956年に刊行されたLanguage and Magic:Studies in the Magical Function of Speechなど一連の欧文著作によって、海外においても高い評価を得ている。
1982年、日本学士院会員。同年、毎日出版文化賞、朝日賞受賞。1993年没。

■書籍紹介(『井筒俊彦全集』刊行にあたって)
2013年は井筒俊彦の歿後20年にあたり、2014年には生誕100年を迎えます。この節目の年に、井筒俊彦が日本語で執筆し刊行したすべての著作を、執筆・発表年順に全12巻・別巻で刊行します。
30を超える言語を自在に逍遥した井筒俊彦は、その天才的な言語能力を縦横無尽に駆使して、ギリシア哲学、イスラーム哲学、中世ユダヤ哲学、インド哲学、老荘思想、仏教、禅までをも含めた人類の叡知を、時空を超えた有機的統一体として読み解き、東洋哲学と西洋哲学の「対話」を目指しました。
本全集は、その井筒哲学の全体像を明かし、思索の原点から構築への道程を辿るものです。井筒俊彦の言語哲学思想は、21世紀に生きるわれわれにとって重要な視座であり、広く共有されることを願うものです。

開催日時:2013年9月25日(水)18:30~20:00(開場18:00)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「高橋さん若松さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181 ※当日16:30より1階総合カウンターにて受付を行います。