〈戦後70年――「戦」の「後」でありつづけるために〉半藤一利さん×加藤陽子さんトークイベント 8月9日(日)15時~

苛酷な戦争体験を経て、70年前、私たちは戦後の歩みをはじめました。しかし、その壮絶な戦争体験をきちんと受け止めることができたのでしょうか。戦後責任から逃げずに向き合うことができたのでしょうか。いま、向き合わなければいけないこと。いまこそ、知るべきこと。日本がこのさき「戦前」「戦中」にならないために、私たちにいま、課されていることはなにか、戦後史と向き合い続けてきたお二人に縦横に語っていただきます。

当イベントは満員御礼につき予約受付を終了いたしました。たくさんのご予約、誠にありがとうございます。(8月2日記)

 

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・演者プロフィール

半藤一利(はんどう かずとし

1930年東京都生まれ.文藝春秋で「週刊文春」「文藝春秋」編集長,取締役などを経て作家.主な著書に『日本のいちばん長い日』,『ノモンハンの夏』(山本七平賞),『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞),『あの戦争と日本人』,『十二月八日と八月十五日』など.近刊に『日本海軍はなぜ過ったか』(共著)、『私の「戦後70年談話」(共著)『老骨の悠々閑々』などがある.

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加藤陽子(かとう ようこ

1960年生まれ.東京大学教授.日本近代史専攻.著書に,『徴兵制と近代日本――1868-1945』(吉川弘文館,1996 年),『戦争を読む』(勁草書房,2007年),『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書,2007年),『それでも,日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社,2009年),『昭和天皇と戦争の世紀』(講談社,2011年)、『戦後責任』(共著、岩波書店、 2014年)、『昭和史裁判』(共著、文春文庫、2014年)などがある.

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開催日時:2015年8月9日(日) 15時~(開場14時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

当イベントは満員御礼につき予約受付を終了いたしました。たくさんのご予約、誠にありがとうございます。(8月2日記)

※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

〈三浦展『郊外・原発・家族』(勁草書房)刊行記念トークショー&サイン会〉 三浦展さん×河尻亨一さん 8月20日(木)19時~

三浦展『郊外・原発・家族』(勁草書房、20158月上旬刊行予定)の刊行を記念してトークショー&サイン会を開催します。三浦展さんの知のバックグラウンドの集大成である本書のなかで語られた「郊外」「原子力」「家族」「万博」「消費」などのキーワードをめぐり、編集・ジャーナリズム・広告の垣根をこえた活動で知られる河尻亨一さんをインタビュアーにお迎えし、存分に語っていただきます。 トークショーとあわせて、東京堂書店神保町本店2階では、8月中旬頃から三浦展さんの選書による刊行記念ブックフェアの開催を予定しています。こちらもぜひご覧ください。

 

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・演者プロフィール

三浦展(みうら あつし)

株式会社カルチャースタディーズ研究所代表。1958年生まれ。1982年、一橋大学社会学部卒業。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に、80万部のベストセラー『下流社会』(光文社)のほか、『格差固定――下流社会10年後調査から見える実態』『東京は郊外から消えていく!』(光文社)『第四の消費』(朝日新聞出版)『家族と幸福の戦後史』(講談社)『新東京風景論――箱化する都市、衰退する街』(NHK出版)『現在知Vol.1 郊外その危機と再生』(共編著、NHK出版)など多数。

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河尻亨一(かわじり こういち)

1974年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。雑誌「広告批評」(20002009年/マドラ出版)をへてフリーランスの編集者・ライターに。同誌在籍中には、広告を中心にデザインや映像、写真、漫画、ウェブなど、多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する様々な特集企画を手がけ、約1000人に及ぶ日本と海外のクリエイターにインタビュー。現在は雑誌・書籍・ウェブサイトの編集から、企業の戦略立案およびPRコンテンツの企画・制作まで、「編集と広告」「ジャーナリズムとアカデミズム」の垣根を超えた活動を行う。東北芸術工科大学客員教授。アートディレクター・石岡瑛子の全貌に迫る評伝『TIMELESS—石岡瑛子とその時代』をオンライン連載中。http://eiko-timeless.com/

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開催日時:2015年8月20日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「三浦さん河尻さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

〈戦後70年。改めて「慰安婦」問題を考える―『日本軍「慰安婦」問題の核心』発売記念〉林博史先生×有馬理恵さん×コーディネーター永山聡子さんトークイベント7月21日(火)19時~

・『日本軍「慰安婦」問題の核心』の刊行を記念して
著者・林博史先生と劇団俳優座所属の舞台女優有馬理恵さんの二人を軸にトークイベントを開催いたします。

戦後70年。この節目の年に改めて慰安婦問題を巡る現在の状況、世界からの関心、そして河野談話以降の資料の重要性など。
新たに見えてくる本質を議論する濃密な時間。
この問題の解決が未来へ不可欠であることを再確認する、極めて貴重な一夜になることは間違いありません。
さらには、有馬理恵さんの一人芝居も上演いたします。

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・演者プロフィール

林 博史(はやし ひろふみ)
1955年、兵庫県神戸市生まれ。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。
現在、関東学院大学経済学部教授、日本の戦争責任資料センター研究事務局長。専攻は現代史、軍隊・戦争論。
主な著書に『暴力と差別としての米軍基地』(かもがわ出版)、『沖縄戦と民衆』(大月書店)、
『沖縄戦 強制された「集団自決」』(吉川弘文館)、『戦犯裁判の研究』(勉誠出版)、
『戦後平和主義を問い直す』(かもがわ出版)、『シンガポール華僑粛清』(高文研)、
『BC級戦犯裁判』(岩波書店)、『裁かれた戦争犯罪』(岩波書店)、
『「慰安婦」・強制・性奴隷: あなたの疑問に答えます』(御茶の水書房)等多数。

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有馬理恵(ありま りえ)

和歌山県生まれ。劇団俳優座所属・女優。NGO日本平和委員会代表理事。
高校時代に衝撃を受けた「釈迦内柩唄」(水上勉作、浅利香津代主演)の主役がライフワーク、その数は500ステージにのぼる。
「憲法ミュージカル」や俳優座公演「戦争とは…」で日本軍「慰安婦」とされた被害女性を演じ、ひとり芝居や朗読でその叫びを伝え、各地で反響を呼んでいます。
2013年日本新劇俳優協会「詩と朗読 Mini Festival」で「慰安婦」被害女性の叫びを上演し、グランプリ受賞。
2012年米国ルイビル国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品、映画「円空・今に生きる」で、円空の母を演じる。
2003年文化庁新進芸術家国内研修生。
舞台、TV、講演、執筆、演技指導、様々なボランティア活動にも携わっています。
9歳の息子の母。

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永山聡子(ながやまさとこ)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員、YOSHIMI裁判いっしょにアクション!事務局。専攻は社会学・ジェンダー研究。主な著作は「東アジアの「生殖」を多角的に考える」(共著)『国際ジェンダー学会誌』国際ジェンダー学会,通巻12号,2014.「『慰安婦』問題と日本社会・メディア~朝日新聞問題を通して考える」『バウラック通信』「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター,7号,2015. 「国立市における日本軍「慰安婦」制度の展示実践」『月刊社会教育』(国土社)NO.717,2015.など.

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開催日時:2015年7月21日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「林さん有馬さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

〈小説×技術×テクスト――小説がこんなにも気になって〉 渡部直己さん×芳川泰久さん トークショー  7月28日(火)19時〜

 〈小説×技術×テクスト――小説がこんなにも気になって〉 

日本の近現代小説の歴史は、その技術の積み重ねの歴史だった。小説の技術論を語らせては右に出る者のいない渡部直己氏と、このたびたてつづけにプルースト『失われた時を求めて』論とフローベール『ボヴァリー夫人』論を上梓した芳川泰久氏の、テクスト論をめぐる同級生対談。

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・演者プロフィール

渡部直己(わたなべ なおみ)

1953年、東京生まれ。早稲田大学大学院後期修士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授(文芸・ジャーナリズム論系)。80年代より現代文学の批評の第一線で活動しつづけ、現在も最も注目される文芸批評家。

著書『幻影の杼機―泉鏡花論』(国文社)。『谷崎潤一郎―擬態の誘惑』(新潮社)、『「電通」文学にまみれて』(太田出版)、『日本近代文学と〈差別〉』(太田出版)、『中上健次』(河出書房新社)、『本気で作家になりたければ漱石に学べ!』(太田出版)、『不敬文学論序説』(太田出版)、『かくも繊細なる横暴』(講談社)、『メルトダウンする文学への九通の手紙』(早美出版社)、『私学的、あまりに私学的な』 (ひつじ書房)、 『日本小説技術史』(新潮社)、『言葉と奇蹟』(作品社)、『小説技術論』(河出書房新社)

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芳川泰久(よしかわ やすひさ)

1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院後期博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授(フランス文学、文芸評論)ヌーヴェル・クリティック、テクスト論と呼ばれる批評ジャンルの第一人者。

著書 『闘う小説家バルザック』(せりか書房)、『金井美恵子の想像的世界』(水声社)、『村上春樹とムラカミハルキ-精神分析する作家』(ミネルヴァ書房)、『謎解き『失われた時を求めて』(新潮社)、小説集『歓待』(水声社)、『『ボヴァリー夫人』をごく私的に読む』(せりか書房)他多数。

訳書 クロード・シモン『農耕詩』(白水社)、ジャック・ランシエール『言葉の肉』(共訳、せりか書房)、バルザック『サラジーヌ 他3篇』(岩波文庫)、『ゴプセック・毬打つ猫の店』(岩波文庫)、ジャン=ピエール・リシャール『フローベールにおけるフォルムの創造』(山崎敦と共訳、水声社)、ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』(新潮文庫)、マルセル・プルースト『失われた時を求めて 全一冊』(角田光代と共編訳、新潮社)。

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開催日時:2015年7月28日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「渡部さん芳川さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

 

『皿屋敷──幽霊お菊と皿と井戸』(白澤社)刊行記念イベント 怪談の夕べ「講談で聞く皿屋敷」 7月30日(木)19時~20時30分

 

 

 

 

 

 

 

夏といえば怪談、そして日本で最もポピュラーな怪談といえば、一まーい、二まーいの声でおなじみの皿屋敷怪談。
今宵は、『皿屋敷──幽霊お菊と皿と井戸』(白澤社)刊行を記念して、同書に収録されている馬場文耕『皿屋敷弁疑録』をルーツとする講談『番町皿屋敷』を生でお聞きいただきます。演者は、人気若手講談師の神田山緑師匠、哲学堂辻講釈や怪談教室にも取り組むホープです。
講談の怪談話をご堪能いただいたあとは、『皿屋敷』執筆陣によるトークセッションで、皿屋敷怪談の魅力と謎に迫ります。

 

【耳寄りなお知らせ】浴衣など和装でご来場の先着9名様につきましては、無料(出版社にてご招待)とさせていただきます。(当日、東京堂1階総合カウンターでの受付順)ふるってご参加下さい。

【講師プロフィール】
第1部
神田山緑(講談師)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2部
横山泰子(国文学者・法政大学教授)著書に『妖怪手品の時代』(青弓社)、『四谷怪談は面白い』(平凡社)など。
飯倉義之(民俗学者・國學院大学准教授)編著書に『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版)
今井秀和(蓮花寺佛教研究所研究員)共著に『妖怪文化の伝統と創造』(せりか書房)
司会・広坂朋信(編集者)

開催日時:2015年7月30日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「皿屋敷トークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

勉誠出版刊 【楊家将演義】刊行記念トークイベント開催 岡崎由美さん×秋梨惟喬さん×?  7月17日(金)19:00~

本邦初の「完訳楊家将演義」と「楊家将演義読本」の刊行を記念して、翻訳と編者を担当した岡崎由美先生と中国宋代の著作も多いミステリー作家・秋梨惟喬(あきなこれたか)先生の対談イベントを開催いたします。

イベントは「楊家将演義」物語についての研究者からの見方・作家からの見方や、古典小説の面白さ、舞台となった宋という時代など、多岐にわたって対談予定です。

 飛び入りでゲスト参加される方がいらっしゃるかもしれません。それは当日のお楽しみ!

 

 

 

 

 

出演者:岡崎由美(おかざき・ゆみ)
中国文学研究者。1981年早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学文学学術院教授。専門は中国大衆文芸。徳間書店にて中華圏で絶大な人気を誇る金 庸全作品 の日本語訳及び監修を手がける。主な著作に『中国の英雄豪傑を読む』・『武侠小説の世界を読む』・『武侠映画の快楽』などがある。

 

 

 

秋梨惟喬(あきなし・これたか)
2006年、水滸伝を題材にした推理短編「殺三狼」(しゃさんろう)で東京創元社主催の第3回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー。 受賞作を含む単行本『もろこし銀侠伝』を上梓したのちは、「小説すばる」にやはり水滸伝に題材を採った本格推理短編を掲載している。

開催日時:2015年7月17日(金) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「岡崎さん×秋梨さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

映画『ルンタ』公開記念選書フェア 「今、チベットを知るために」 当店3Fにて開催中!

7月18日より、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開のドキュメンタリー映画「ルンタ」。本作の公開を記念し、チベットの歴史・政治・文学・写真集・コミックなど、チベットの現在を知るための良書が当店3階に集結しました! *フェアリーフレットは近日展開予定です

そしてさらに、来る7月2日(木)19時より、『ルンタ」監督の池谷薫さん、作家の渡辺一枝さん、東京外国語大学教授の星泉さんによるトークイベントを開催致します。

http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=8553 (イベント概要)

長年チベットに関わってこられた3名の鼎談は必聴です。本イベント及びフェアの書籍を通して映画『ルンタ』の放つメッセージ、知られざるチベットという国の現状について考えるきっかけになれば幸いです。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

鹿島 茂『大読書日記』刊行記念トークショー&サイン会 7月8日(水)19時〜

『大読書日記』の刊行を記念して、著者・鹿島茂さんのトークショー&サイン会を行います。『大読書日記』は、2001年から今年にかけての約15年の読書記録をまとめたものです。多忙な日々のなかでも足繁く国内外の書店を経巡り、無数のジャンルの本を手に取る――。稀代の愛書家にして博覧強記の鹿島さんにしか書けなかった豊穣な一冊です。

本書には、まさにこの東京堂書店や神田神保町古書店街もたびたび登場しております。そこで、今回のイベントでは、『大読書日記』掲載の本や神保町などの思い出のエピソード、あるいは、読書とはいかなる営みなのかといった話題を、本書を片手に自由に語っていただきたいと思います。

・出演者プロフィール

鹿島 茂(かしま しげる)

1949年生まれ。作家・文化史家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。共立女子大学を経て、現在、明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀フランスの文化と社会。『馬車を買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞、『成功する読書日記』(文藝春秋)で毎日書評賞を受賞。ほか著書多数。

 

 

開催日時:2015年7月8日(水) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「『大読書日記』トークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

 

映画『ルンタ』公開記念トークイベント 「今、チベットを知るために」 7月2日(木)19時〜

© Ren Universe 2015     配給 蓮ユニバース

 http://lung-ta.net

 

心優しき遊牧の民にいま何が起きているか、あなたは知っていますか?

7月18日より公開される映画『ルンタ』は、非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く衝撃のドキュメンタリーです。チベットでは中国の圧政に対して自らに火を放ち抵抗を示す“焼身抗議”が後を絶ちません。その数141名(2015年3月3日現在)。今も多くの命が失われています。暴力によるテロが世界を席巻する今、なぜチベット人たちは非暴力の姿勢を貫くことができるのか?「慈悲」や「利他」といった仏教の教えに支えられた彼らの暮らしとは?

本作の公開を記念してトークイベントを開催します。出演は『ルンタ』監督の池谷薫さん、1980年代よりチベットを何度も訪れ現地でチベット人との交流を重ねてきた作家の渡辺一枝さん、そしてチベット文学の翻訳を数多く手がける東京外国語大学の星泉さん。それぞれの分野で長年チベットに関わってきた3人をお招きし、チベットのいまを熱く語っていただきます。

*当店3階にて6月末よりチベットの歴史と文化、政治的状況を知るための選書フェア「今、チベットを知るために」も開催します。あわせてご覧ください。

*映画『ルンタ』は7月18日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラム他全国順次公開!!

●出演者

池谷 薫(いけや・かおる)

1958(昭和33)年、東京生まれ。NHKスペシャルなど数多くのテレビドキュメンタリーを演出。初の劇場公開作品となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は中国残留日本兵の悲劇を描き、記録的なロングランヒットとなる。東日本大震災からの復興を描いた『先祖になる』(12年)は、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、香港国際映画祭グランプリ、文化庁映画賞の大賞を受賞。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(平凡社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)。

渡辺一枝(わたなべ・いちえ)

1945年、ハルビン生まれ。87年に18年間の保母生活に終止符をうち作家活動に入る。現在までチベット、中国、モンゴルへ旅を続けている。チベットに関する著書は『チベットを馬で行く』(文春文庫)、『わたしのチベット紀行』(集英社文庫)、『風の馬 ルンタ』(本の雑誌社)、『叶うことならお百度参り チベット聖山巡礼行』(文藝春秋)、『消されゆくチベット』(集英社新書)など多数。その他の著書に、『時計のない保育園』(集英社文庫)、『福島の声を聞こう! 3.11後を生き抜く7人の証言』(オフィスエム)など。『マガジン9条』発起人の一人。

星 泉(ほし・いずみ)

1967年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授。専門はチベット語・チベット文学。主な著書に『現代チベット語動詞辞典(ラサ方言)』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、訳書に『チベット文学の現在 ティメー・クンデンを探して』(ペマ・ツェテン著、チベット文学研究会編、大川謙作との共訳、勉誠出版)、『チベット文学の新世代 雪を待つ』(ラシャムジャ著、勉誠出版)、『ハバ犬を育てる話』(タクブンジャ著、海老原志穂・大川謙作・三浦順子との共訳、東京外国語大学出版会)など。

 

開催日時:2015年7月2日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「チベットイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

 

イベント情報 『豊﨑由美アワー 第39回読んでいいとも!ガイブンの輪』 6月29日(月)19時~  ゲスト:西崎憲さん

ゲスト:西崎憲さん

「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称「よんとも」は、書評家の豊﨑由美さんが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキング方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんなどを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。
とびきりのガイブン”目利キスト”である豊﨑さんとゲストの方が、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内します。今回のゲストは星野智幸さんからのご紹介、作家・翻訳家の西崎憲さんです。

豊崎由美 ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「共同通信」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』(河出書房新社)『ニッポンの書評』(光文社新書)『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎氏との共著、原書房)、『まるでダメ男じゃん! 「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。 Twitterアカウント名は @toyozakishatyou

西崎憲 作家・翻訳家・アンソロジスト・音楽レーベル主宰。2002年『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。主な訳書に『郵便局と蛇』『エドガー・アラン・ポー短篇集』(以上ちくま文庫)、共訳書に『ピース』(国書刊行会)、著書に『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガイドブック』(河出書房新社)、『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房)などがある。2014年、日本翻訳大賞を創設。

開催日時:2015年6月29日(月) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「豊崎さん×西崎さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。