今週のベストセラー(12月20日調べ)

1  夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯  鎌田慧 金曜日
2  草原の風 下  宮城谷昌光 中央公論新社
3  みんなで盛り上がる飲み会マジック  カズ・カタヤマ 東京堂出版
4  竹中労−左右を越境するアナーキスト  鈴木邦男 河出書房新社
5  さいごの色街 飛田  井上理津子 筑摩書房
6  探訪記者松崎天民  坪内祐三 筑摩書房
7  乱歩彷徨−なぜ読み継がれるのか  紀田順一郎 春風社
8  小澤征爾さんと、音楽について話をする  小澤征爾/村上春樹 新潮社
9  巴里ひとりある記  高峰秀子 新潮社
10  僕のお父さんは東電の社員です 小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味  森達也 現代書館

フリーペーパー『三階』最新号出来ました

vol4

哲学・美術書担当者が製作しておりますフリーペーパー『三階』の最新号(第4号)がようやく出来ました。

今号の表紙はジョットの《聖フランチェスコ伝》より《外套の施与》。

今号では、丹生谷貴志氏の新刊『〈真理〉への勇気』(青土社)に収められたテクスト「鏡の魔、或いは砂浜の上の痕跡 en mode sans fin…」と、大友真志氏の写真集『GRACE ISLANDS』(KULA)について、「註」でもあり「メモ」でもあるという意味で「ノート」というかたちで文章を書かせていただきました。丹生谷氏のテクストに関してはミシェル・フーコーの講義『主体の解釈学』でのスピノザへの言及を、大友氏の写真集に関しては、情動と気象、そして「地図作成」という営みについて取り上げさせていただきました。

3階レジカウンター前にて配布しております。ご高覧いただければ幸いです。尚、初刷50部は誤植が多くみっともないのですがご容赦ください。(『三階』製作担当・三浦)

今週のベストセラー(12月13日調べ)

1  探訪記者松崎天民  坪内祐三 筑摩書房
2  2012 このミステリーがすごい!  『このミステリーがすごい!』編集部 宝島社
3  偏屈系映画図鑑  内藤誠 キネマ旬報社
4  2012 おすすめ文庫王国  本の雑誌編集部 本の雑誌社
5  十字軍物語3  塩野七生 新潮社
6  小澤征爾さんと、音楽について話をする  小澤征爾/村上春樹 新潮社
7  君のいない食卓  川本三郎 新潮社
8  再起動せよと雑誌はいう  仲俣暁生 京阪神エルマガジン社
9  西洋哲学史2 「知」の変貌・「信」 神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 講談社
10  ブラック・スワン降臨 9・11−3・11  手嶋龍一 新潮社

ちくま文庫在庫僅少本フェアのお知らせ

1階ちくま文庫のコーナーにて年末謝恩企画として
ちくま文庫、ちくま学芸文庫在庫僅少本フェアを開催中です。
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ラインナップは
『東京 下町山の手』E・サイデンステッカー
『文化と抵抗』エドワード・W・サイード
『ぼくの浅草案内』小沢昭一
『英国に就て』吉田健一
など心ひかれる品揃えになっております。

ご来店の際に是非お立ち寄りください。

今週のベストセラー(12月6日調べ)

1 新・人間革命 池田大作 23  聖教新聞社
2 小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾/村上春樹 新潮社
3 再起動せよと雑誌はいうガイドブック 仲俣暁生 京阪神エルマガジン社
4 君のいない食卓 川本三郎 新潮社
5 さいごの色街 飛田 井上理津子 筑摩書房
6 乱歩彷徨−なぜ読み継がれるのか 紀田順一郎 春風社
7 巴里ひとりある記 高峰秀子 新潮社
8 今和次郎採集講義 今和次郎他 青幻舎
9 装幀のなかの絵 有山達也 港の人
10 内藤湖南への旅 粕谷一希 藤原書店

今週のベストセラー(11月29日調べ)

1  乱歩彷徨−なぜ読み継がれるのか  紀田順一郎 春風社
2  怪優伝−三國連太郎・死ぬまで演じつづける  佐野眞一 講談社
3  一般意志2.0ルソー、フロイト、グーグル  東浩紀 講談社
4  巴里ひとりある記  高峰秀子 新潮社
5  まいまいつぶろ  高峰秀子 新潮社
6  さいごの色街飛田 井上理津子 筑摩書房
7  小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾・村上春樹 新潮社
8  蕩尽王、パリをゆく薩摩治郎八伝  鹿島茂 新潮社
9  再起動せよと雑誌はいうガイドブック  仲俣暁生 京阪神エルマガジン社
10  フラジャイルな闘い−日本の行方連塾日本3  松岡正剛 春秋社

川中子義勝さん×辻井喬さん『矢内原忠雄』刊行記念対談――矢内原忠雄の肖像

yanai―戦前にはその学問で軍国主義と戦い、戦後における価値観の崩壊の中では日本人の知と心の再建を担った矢内原忠雄。その生涯・学問・信仰・教育の軌跡を改めて辿る―

 11月刊行の新刊『矢内原忠雄』では、戦前・戦後の歴史の奔流のなかで一貫して絶対平和と真の民主主義を訴え続けた言論人であり、東京大学教養学部の初代学部長・戦後2代目の東大総長を歴任した教育者、内村鑑三門下のキリスト教伝道者としての顔も併せ持つ矢内原の姿が描きだされています。

 今回、『矢内原忠雄』の編者の東京大学教養学部教授川中子義勝さん、戦後激動期の東京大学を自ら経験されている作家の辻井喬さんのお二人に矢内原について語っていただきます。

■講演者紹介
川中子義勝(かわなご・よしかつ)
1951年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科および教養学部教授。専攻はドイツ文学、キリスト教思想史。矢内原に遡る東大聖書研究会の顧問をつとめる。
辻井喬(つじい・たかし)
1927年生まれ。日本文芸家協会副理事長、日本ペンクラブ理事。主な著書に『父の肖像』(新潮社)、『伝統の想像力』(岩波書店)など。

開催日時 12月11日(日)14:30~(開場14:00)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)電話または、メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「川中子さん辻井さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

当イベントに併せまして東京大学出版会の在庫僅少本を中心として、1~3Fに跨って現在フェアを開催中です。2年間続けてまいりました大学出版会連続フェアもこちらで最後となります。皆様のご来店をお待ちしております。

「巴里ひとりある記」「まいまいつぶろ」(新潮社)発売記念 斎藤明美さんトーク&サイン会開催!!

演題:「高峰秀子の生き方」

尚、高峰秀子さんの一周忌(12/28)を偲んで東京堂書店では「高峰秀子フェア」と(1F入口右スグ)と1~3F階段(すずらん通り側)でパネル展を行っております。皆々様お誘い合わせの上ご来店くださいませ。

開催日時 12月15日(木)18:00~(開場17:30)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)電話または、メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「斎藤さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

今週のベストセラー(11月24日調べ)

1 乱歩彷徨-なぜ読み継がれるのか 紀田 順一郎 春風社 2000円 B6
2 呪いの時代 内田 樹 新潮社 1470円 B6
3 怪優伝-三國連太郎・死ぬまで演じつづける 佐野 眞一 講談社 1785円 B6
4 黒猫の遊歩あるいは美学講義 森 昌麿 早川書房 1575円 B6
5 恋する原発 高橋 源一郎 講談社 1680円 B6
6 持ち重りする薔薇の花 丸谷 才一 新潮社 1470円 B6
7 ポーカー・フェース 沢木 耕太郎 新潮社 1680円 B6
8 河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙 河北新報社 文藝春秋 1400円 B6
9 ART TRACE PRESS 第1号 松浦寿夫 林道郎 ART TRACE 1680円 A5
10 一一一一一(いちいちいちいちいち) 福永 信 河出書房新社 1680円 B6