3/14(火) 19時~ 息子の「生きづらさ」? 男性介護に見る「男らしさ」の病 『介護する息子たち』(勁草書房)刊行記念 平山亮さん×上野千鶴子さんトークイベント&サイン会

平山亮『介護する息子たち』(勁草書房、2月中旬刊行予定)の刊行を記念してトークイベント&サイン会を開催します。

親を介護する息子の増加は著しく、その割合は娘や義理の娘(「嫁」)による介護と僅差になりました。結婚していようと、仕事をしていようと、今や男性が親の介護から「逃げる」ことはできなくなっているというデータもあります。それなのに男性のなかには、親の老いにいつまでも見て見ぬふりを決め込む人も少なくなく、また、いざ親の介護者になれば、今度は「問題事例」として周囲をやきもきさせることも多いことがわかっています。
そんな息子介護の研究を通して、弱者をコントロールせずにはいられない「男らしさ」の病を見出した著者が、このたび、ジェンダー研究の第一人者として女と男の関係を見つめ続けてきた上野千鶴子さんと語り合うことになりました。実は著者には、学生時代、居場所を求めて上野さんの研究室に「保健室登校」していた過去があります。ふだんなら研究室のような「密室」でしか語られない二人の赤裸々トークを、こっそり聞きに来てみませんか。

トークイベントとあわせて、東京堂書店神保町本店2階では、3月上旬頃から平山亮さんの選書による刊行記念ブックフェアの開催を予定しています。こちらもぜひご覧ください。

プロフィール

平山 亮(ひらやま・りょう)

1979年生まれ。2005年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、2011年オレゴン州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.(Human Development and Family Studies)。現在、東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム研究員。著書に『迫りくる「息子介護」の時代』(共著、光文社新書、2014年)『きょうだいリスク』(共著、朝日新書、2016年)。気鋭の「息子介護」研究者として、講演、メディア出演多数。

上野 千鶴子(うえの・ちづこ)

1948年富山県生まれ。立命館大学特別招聘教授。京都大学大学院社会学博士課程修了。1995年から2011年3月まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護問題にも関わっている。1994年『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。2012年度朝日賞受賞。著書:『老いる準備』(学陽書房)、『不惑のフェミニズム』(岩波現代新書)、『ケアの社会学』(太田出版)、『ナショナリズムとジェンダー』(岩波現代文庫)、『みんな「おひとりさま」』(青灯社)、『ニッポンが変わる、女が変える』(中央公論新社)、『上野千鶴子の選憲論』(集英社新書)など多数。近刊に『何を怖れる』(岩波書店・共著)、『老い方上手』(WAVE出版・共著)、『ケアのカリスマたち 看取りを支えるプロフェッショナル』(亜紀書房)、『思想をかたちにする』『セクシュアリティをことばにする』(いずれも青土社)、『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(いずれも文春文庫)、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)。

開催日時:2017年3月14日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『平山さん×上野さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

3/24(金) 19時~ 高原英理さん×倉本さおりさん『ゴシックハート』『怪談生活』(立東舎)刊行記念トークイベント 「ゴシックな時代の、日常に潜む怪談について」

本格ゴシック評論『ゴシックハート』(発売中)と、江戸から現代までの怪談・奇談を集めた『怪談生活』という高原英理さんの2冊の書籍が、立東舎から出版されます。その刊行を記念して、著者である高原英理さんと、ライターの倉本さおりさんの対談を行います。
2004年に発売されて一躍話題となった『ゴシックハート』が、2017年に文庫化され、今の時代を生きる人々にどう受け入れられるのか。
そして、ゴシックにつながる最新刊のテーマが、どうして「怪談」なのか。
そんな高原英理さんの著作を巡る対話から、気になる制作の裏話まで、盛りだくさんのトークをどうぞお楽しみください。

プロフィール

高原 英理(たかはら・えいり)

1959年三重県生まれ。小説家、文芸評論家。1985年、小説「少女のための鏖殺作法」で幻想文学新人賞受賞(選考委員は澁澤龍彦・中井英夫)。1996年、「語りの事故現場」で群像新人賞評論部門優秀作を受賞。著書に『ゴシックハート』(立東舎)、『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)、編著に『リテラリーゴシック・イン・ジャパン——文学的ゴシック作品選』(ちくま文庫)など。

倉本 さおり(くらもと・さおり)

1979年東京都生まれ。ライター、書評家。新聞、週刊誌、文芸誌等にて書評、インタビュー、コラムなどを執筆。「週刊読書人」文芸時評担当(2015年)、「週刊金曜日」書評委員、「小説トリッパー」クロスレビュー担当のほか、「週刊新潮」で「ベストセラー街道をゆく!」連載中。共著に『世界の8大文学賞』(立東舎)がある。

開催日時:2017年3月24日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『高原さん×倉本さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

2/26(日) 14時~ 「5時から9時まで」13巻(小学館)刊行記念 相原実貴先生サイン会

相原実貴先生サイン会の予約受付は定員に達したため、終了しました。  

店頭・電話ともにサイン会参加希望者の受付は2月24日(金)

 10:00~となります。

 

【店頭受付方法】

2月24日(金)発売のフラワーコミック「5時から9時まで」13巻(通常版、特装版)を東京堂書店 でお買い上げの方を対象に、サイン会参加希望者に先着でサイン会参加券をお渡しします。

サイン会参加券はおひとり様1枚となりますので、あらかじめご了承ください。

 

【電話受付方法】

本と参加券を1Fレジカウンターにてお取り置きいたします。イベント当日はレジカウンターでご予約のお名前をお伝えください。

予約受付電話番号 03-3291-5181

【満員御礼】 2/12(日) 14時~ 『屈折くん』(シンコーミュージック)刊行記念
人間椅子・和嶋慎治さんトーク&サイン会

満 員 御 礼   

本イベントの予約受付は定員に達したため、終了しました。

新刊「屈折くん」の発刊を記念してトークイベントを開催します。著者の和嶋慎治さんは、怪奇派ロックバンド、人間椅子の中心人物。「屈折くん」は、弘前が生んだ東北のトリックスターが奇想天外な人生を明かした1冊です。そんな和嶋さんの素顔に迫ったトーク&サイン会。聞き手は本書の制作に関わったライター、志村つくねさんが務めます。唯一無比の存在感を誇る和嶋慎治さんが放つ言葉とは? ぜひご参加ください。

プロフィール

和嶋 慎治(わじま・しんじ)

1965年12月25日生まれ。青森県弘前市出身。大学時代、高校の同級生であった鈴木研一とハードロックバンド「人間椅子」を結成。ギターとヴォーカルを担当。1990年、デビュー。ドラムのナカジマノブは2004年に加入。一時は低迷期を経ながらも休止はせず、地道に活動を継続。2013年および2015年には、OZZFEST JAPANに出演し、近年再ブレイクの兆しを見せている。2016年、通算19枚目のアルバム『怪談 そして死とエロス』を発表。2017年には2枚組のライブアルバム『威風堂々~人間椅子ライブ!!』をリリースした。

開催日時:2017年2月12日(日) 14時00分~(開場13時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円
サイン会のご参加は東京堂書店で「屈折くん」をお買上のお客様に限ります
イベント参加券のご購入はお一人様1枚までとさせていただきます
イベント開催記念特典「特製しおり」付き (書籍ご購入の方:サイン会時のお渡しとなります)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『和嶋さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

当日12:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

2/17(金) 19時~ 『果てしなき追跡』(中央公論新社) 刊行記念
逢坂 剛さん&川本三郎さん トークイベント&サイン会
「これぞ、究極のエンターテインメントだ!」

新刊『果てしなき追跡』の刊行を記念してトークイベントを開催します。直木賞作家の逢坂剛さんと、映画評論家の川本三郎さんが、名作西部劇映画の魅力について熱く語り合います。西部劇から見る、エンターテインメントの真髄とはいかなるものか。当日は逢坂さんの早撃ち実演もあるかも!?

 

プロフィール

逢坂 剛(おうさか・ごう)

一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

川本 三郎(かわもと・さぶろう)

一九四四年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。『週刊朝日』『朝日ジャーナル』の記者を経て、執筆活動に入る。九一年『大正幻影』でサントリー学芸賞、九七年『荷風と東京』で読売文学賞、二〇〇三年『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞、一二年『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞。著書に『物語の向こうに時代が見える』『ひとり居の記』など多数。

開催日時:2017年2月17日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『逢坂さん×川本さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。