本の雑誌創刊40周年記念 まさかの復活! 発作的座談会「40年には驚いた!」 6月19日(金)19時~

当イベントは満員御礼につき予約受付を終了いたしました。たくさんのご予約、誠にありがとうございます。(5月26日記)

本の雑誌創刊40周年記念 まさかの復活!

発作的座談会「40年には驚いた!」

 椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考ニ

19時開始、18時45分より

前座「本の雑誌 おじさん三人組神保町でトークだ!」がございます。

● 内容:
まさかの創刊40周年を迎えた「本の雑誌」を祝し、長らく活動を休止していた「発作的座談会」がまさかの復活! 「コタツとストーブ、どっちがエ ライのか」や「茶わん蒸しはおつゆかおかずか」など、不毛なことを本気で論じ合って来た最強の四人組はいったい40年で何を論じ合うのか。乞うご 期待! 「発作的座談会」に次があるのかないのかは誰にもわかりませんので、この機会にお見逃しなく!

● 出演者:
椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考ニ

 

● 出演者・略歴:

椎名誠(しいな・まこと) 作家。1944年東京生まれ。『本の雑誌』を目黒考ニとともに立ち上げる。純文学からSF小説、紀行文、エッセイ、写真集など、幅広い作品を手が け、『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、『アド・バード』で日本SF大賞授賞。近著に『EVENA』(文藝春秋)、『アイスランド 絶景と幸福の 国へ』(日経ナショナルジオグラ フィック社)、『孫物語』(新潮社)などがある。

沢野ひとし(さわの・ひとし) イラストレーター。1944年名古屋生まれ。児童書出版社勤務を経て独立。「本の雑誌」創刊時より表紙・本文イラストを担当する。第二十二回講談 社出版文化さしえ賞受賞。主な著書に『北京食堂の夕暮れ』『山の帰り道』『クロ日記』(すべて本の雑誌社)がある。

木村晋介(きむら・しんすけ) 弁護士。1945年長崎生まれ。大学在学中に椎名誠や沢野ひとしとアパートで共同生活を送る。1970年弁護士登録。消費者問題、犯罪被害者支 援、高齢者問題、プライバシー問題などに深く関わり、著作や講演会等幅広く活躍。主な著書に『遺言状を書いてみる』(ちくま新書)や『キムラ弁護 士、小説と闘う』『サリン それぞれの証』(ともに本の雑誌社)がある。

目黒考ニ(めぐろ・こうじ) エッセイスト・文芸評論家。東京生まれ。2001年まで『本の雑誌』発行人、2011年まで顧問。怪しい探検隊では釜焚きメグロと呼ばれ、いやい やながらもキャンプに参加していた。主な著書に『笹塚日記ご隠居篇』(本の雑誌社)や北上次郎、藤代三郎名義で著書が多数ある。5月下旬に待望の 新刊『昭和残影 父のこと』(KADOKAWA)が発売になる。

 

開催日時: 2015年6月19日(金) 19時~(開場18時15分 ・ 18時45分より前座有)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話にて、「6/19本の雑誌イベント(前座有)参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。※お申し込み多数につきメールでの受付を締め切らせていただきます。お電話にてお問い合わせください。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

『海の本屋のはなし――海文堂書店の記憶と記録』を語る 7月5日(日)16時~

『海の本屋のはなし――海文堂書店の記憶と記録』を語る

 2013年9月、99年の歴史を閉じた神戸の海文堂書店。

その最期に店員のひとりとして立ち会った平野義昌が、この店の足跡と、そこで働いた仲間たちの声を本にしました。
本の話よりも、棚の話よりも、だれもが皆「お客さまとの思い出」を語ったのはなぜか。 海文堂書店とはどんな本屋だったのか。なぜここまで人びとに愛されたのか。
あの「海の本屋」から最後に届ける1冊。そこに込めた思いを著者が語ります。

ゲストに『書棚と平台』(弘文堂)著者の柴野京子さん(上智大学准教授)をお招きします。

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● 講演者・略歴
平野義昌(ひらの・よしまさ)
1953(昭和28)年、神戸市生まれ。1976年、関西学院大学大学卒業後、コーベブックス入社。
のち、化粧品販売会社を経て三宮ブックス入社。2003年、海文堂書店に入社。
2013年9月、同店閉店まで勤務。主に人文書を担当し、在職時代に手書き新刊案内『週刊奥の院』を発行。
「神戸新聞」「全国書店新聞」ほか書評寄稿も多数。
著書に『本屋の眼』(みずのわ出版、2006年)。
(著者肖像画・林哲夫さん提供)

●ゲストご略歴
柴野京子(しばの・きょうこ)
1962(昭和37)年、東京都生まれ。メディア研究者。取次勤務を経て東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。
上智大学文学部新聞学科准教授。著書に 『書棚と平台──出版流通というメディア』(弘文堂、2009年)ほか。

開催日時:2015年7月5日(日) 16時~(開場15時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「平野さん柴野さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日14:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

「1970ルネッサンス~僕たちは70年代に何を見、何を感じたか?! ~かつて同じ釜の飯を食べた、今を生きる<50代アーティスト2人>がそれぞれの70年代を歌と共に語り合う!!」浦沢直樹×市川“JAMES”洋二 トーク&ミニライブ 6月14日(日)15時~

「1970ルネッサンス~僕たちは70年代に何を見、何を感じたか?!

~かつて同じ釜の飯を食べた、今を生きる<50代アーティスト2人>が

それぞれの70年代を歌と共に語り合う!!」  

浦沢直樹×市川“JAMES”洋二 トーク&ミニライブ

「アナログレコードかけながらの音楽トーク」「浦沢直樹によるライブドローイング」他、予定しております。
ご参加お申込みお待ちしております。

             
現代を様々な視点で切り取る、「アーティスト」という人間たち。その原点は、いかなる時代であっても、恐らくは思春期に形成されているのではないか、というところに着目した時、今をリードする「50代アーティスト」たちの思春期は?というと70年代、ということになります。

一方、60年代は安保闘争をはじめとし、日本が激動にあった時代として、また80年代は平和が常態化し、バブル景気に突入していく時代として語られること多であると感じますが、70年代、となるとなかなか総括的に語られることのない時代、という印象があります。

では70年代とはどんな時代だったのでしょうか?

万博で明け、マクドナルドがオープンし、ホットパンツが流行し、オイルショックが勃発し、コインロッカーに乳児が捨てられ、「エクソシスト」や「燃えよドラゴン」が公開され、「マジンガーZ」が放映され、「ノストラダムスの大予言」がベストセラーになり、ロッキード事件が起こり、ピンクレディがデビューし、日中平和有効条約が締結され、ウォークマンとインベーダーゲームが流行した、70年代・・・。

出来事をほんの少し並べるだけでも、非常に多様な現象が起こり、色々な文化が花開き、消費されていった時代、70年代はやはり一言では総括出来ないほど、様々なものが入り、出て行き、時代が流れ、新たに形作られていった、まさにアーティストにとって面白い10年だったのではないでしょうか?

そう考えた時、今を生きるアーティスト=今の世代に影響を及ぼしている50代アーティスト、の原点である70年代を知ること、

その源泉を解き明かすこと、共有すること。そこに今、をも解き明かすヒントが隠れている筈、と考えます。

参加する聴衆が70年経験者であれ、何も知らない若者であれ、その時代の空気を懐かしさと共に共有し、体感するような数時間。それは、トークあり、ライブあり、参加者も巻き込みながら、いわばかしこまらない呑み屋の宴席で、いろいろな世代が交じり合いつつも、多感な頃に70年代を駆け抜けた人間がイニシアティブをとって話が盛り上がっているような空気感が漂うイベントを開催いたします。

「アナログレコードかけながらの音楽トーク」「浦沢直樹によるライブドローイング」他、予定しております。
ご参加お申込みお待ちしております。

 

出  演  者:浦沢直樹氏(漫画家)、市川洋二氏(元ザ・ストリートスライダーズベーシスト)

出演者プロフィール(敬称略)

浦沢直樹(うらさわなおき) 漫画家。1960年東京生まれ。1983年デビュー。代表作に「YAWARA!」、「MONSTER」、「20世紀少年」、「PLUTO」(原作・手塚治虫/監修・手塚眞/長崎尚志プロデュース)等。数々の漫画賞を受賞、海外での評価も高い。現在、『モーニング』にて「BILLY BAT」(ストーリー共同制作/長崎尚志)を連載中。

市川洋二(いちかわようじ) ベーシスト。1959年東京生まれ。1983年”ザ・ストリートスライダーズ“でエピックソニーよりデビュー。2000年“ザ・ストリートスライダーズ”解散後、ソロ活動に入る。現在、バンドサポート・アーティストプロデュースを続けながら、自身のソロ活動も精力的に継続中。*過去の主なサポートバンド・アーティスト・・・HARRY・ZIGGY・カジノドライブ・森重樹一・ダイヤモンド☆ユカイ・小暮“shake”武彦ほか

開催日時:2015年6月14日(日) 15:00~(開場14時15分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費2,000円(要予約)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「浦沢さん×市川さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

*当日14:15より6階東京堂ホールにて受付を行います。お席はその場で抽選を行い番号のお席についていただく形になります。

(先着ではございませんので受付時間にお越し下さいませ)

主催:㈱東京堂

運営:㈱東京堂

~文学の空気を楽しむ~ 荒川洋治さん『文学の空気のあるところ』(中央公論新社)刊行記念 トーク&サイン会 6月30日(火)19時~

当イベントは満員御礼につき予約受付を終了いたしました。

たくさんのご予約、誠にありがとうございます。(6月29日記)

~文学の空気を楽しむ~ 
荒川洋治さん『文学の空気のあるところ』(中央公論新社)刊行記念
トーク&サイン会

                                  撮影・平原一良

荒川さん

■著者コメント

今回の『文学の空気のあるところ』は、七つの講演を収録した一冊です。小説や詩歌のことが中心です。名作ゆかりの町や村を訪ねた話もあります。文学作品のもつ空気と彩りを、自由に語ってみたいと思います。

■略歴

荒川洋治(あらかわ・ようじ) 現代詩作家。1949年、福井県三国町生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業。詩集『水駅』(書紀書林・第26回H氏賞)、『渡世』(筑摩書房・第28回高見順賞)、『空中の茱萸』(思潮社・第51回読売文学賞)、『心理』(みすず書房・第13回萩原朔太郎賞)、エッセイ・評論集『忘れられる過去』(みすず書房・第20回講談社エッセイ賞)、『文芸時評という感想』(四月社・第5回小林秀雄賞)、『詩とことば』(岩波現代文庫)、『文学のことば』(岩波書店)など。

開催日時:2015年6月30日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「荒川さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

〈美術〉を意識する 中沢けい×林道郎×前田恭二 『絵のように 明治文学と美術』受賞記念トーク 6月4日(木)19時~

〈美術〉を意識する
中沢けい×林道郎×前田恭二
『絵のように 明治文学と美術』受賞記念トーク

われわれは〈美術〉なるものをどう意識してきたのか。明治の文学者たちの書き物を通じ、彼らがいかに美術を意識していたかを探った前田恭二著『絵のように 明治文学と美術』が刊行されたのは、昨年夏のこと(白水社刊)。今年3月には、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したこの本をめぐり、文学の側から中沢けい、美術の側から林道郎の両氏を迎えて、著者と語り合う。世に〈美術〉が現れた明治の事例を顧みるやりとりは、今日の美術に対する意識をも照らし出すだろう。

 中沢けい(なかざわ・けい)/作家
1959年生まれ。高校時代に執筆した「海を感じる時」で、1978年、群像新人賞を受賞。明治大学政治経済学部卒。1985年、小説「水平線上にて」で野間文芸新人賞。2005年から法政大学教授。「楽隊のうさぎ」(新潮社)などの映画化でも話題に。昨年夏刊行の長編小説に「麹町二婆二娘孫一人」(新潮社)。

林道郎(はやし・みちお)/上智大学教授(美術批評・美術史)
1959年生まれ。コロンビア大学人文科学研究所美術史学科博士号。連続セミナーの記録に「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」(7冊、ART TRACE刊)、共著に「シュルレアリスム美術を語るために」 (鈴木雅雄と、水声社) 、「Tokyo 1955–1970: A New Avant-Garde」(ニューヨーク近代美術館)。

前田恭二(まえだ・きょうじ)/読売新聞東京本社文化部次長
1964年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。1987年、読売新聞社に入社。水戸支局などを経て文化部配属後、美術などを担当。著書に「やさしく読み解く日本絵画」(新潮社とんぼの本)。白水社から上梓した「絵のように 明治文学と美術」で、2015年、芸術選奨文部科学大臣新人賞。

開催日時:2015年6月4日(木) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「中沢さん、林さん、前田さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

石田千さん「唄めぐり」(新潮社)刊行記念 トーク&サイン会 5/22(金)19時~

石田 千さん新刊
『唄めぐり』(新潮社)刊行記念 トーク&サイン会

 

「唄めぐり」は、三年にわたり、日本各地の民謡を訪ね歩き、地元のひとの唄にききほれ、風土の四季をたっぷり浴びた旅の記録です。今回は、本書に登場する海の唄、山の唄、祝い唄、作業唄、祭りの唄などを紹介しつつ、原稿にはいりきらなかった旅みやげをお話ししたいと思います。

石田千(いしだせん)

 1968年、福島県生まれ。東京育ち。國學院大學文学部卒。2001年、「大踏切書店のこと」で第1回古本小説大賞受賞。初めての小説「あめりかむら」が芥川賞候補、「きなりの雲」が芥川賞候補・野間文芸新人賞。その他の著書に「もじ笑う」(芸術新聞社)、「夜明けのラジオ」(講談社)「きつねの遠足石田千作文集」(幻戯書房)「バスを待って」(小学館)「役たたず」(光文社新書)「平日」(文春文庫)「屋上がえり」(ちくま文庫)「みなも」(角川書店)「並木印象」(平凡社)「きんぴらふねふね」(平凡社)「店じまい」(白水社)「踏切みやげ」(平凡社)「山のぼりおり」(山と渓谷社)など。

開催日時:2015年5月22日(金) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「石田千さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。

電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

永井 均×鈴木康夫 鈴木康夫『天女(アプサラ)たちの贈り物(マーヤー)』刊行記念トークショー 宇宙的なわたし 6月3日(水)19時~

永井 均×鈴木康夫
鈴木康夫『天女(アプサラ)たちの贈り物(マーヤー)』刊行記念トークショー
宇宙的なわたし

 

この世界の成り立ちについて、宇宙崩壊という破局の意味について、わたしという存在の謎について、独自のメッセージを発信し続ける哲学者と、ヴィジョネールな新進作家が対話します。
現代宇宙論がその最先端で描きだす宇宙像、ブラックホールやダークマター、あるいはビッグクランチなどの哲学的・人間的意味はどこにあるのでしょうか。
そこには、わたしたちの日常の言葉では届かない秘密が隠されているのでしょうか。そしてまた、この宇宙の成立について語ってきた伝統的な形而上学や詩的ヴィジョンや神秘の言葉は、現代の宇宙像とどんな地点で交叉するのでしょうか。

 

永井 均(ながい・ひとし)
1951年生まれ。日本語によってオリジナルな哲学を展開し続ける。「私」とは何か、「語りえぬもの」とは何か、「なぜ、人を殺してはいけないのか」など、リアルにして今日的な問題に正面から取り組もうとする構えは、哲学における「永井問題」とも称される。近著、『哲学の密かな闘い』『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎)ほか。専攻、哲学・倫理学。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位所得。現在、日本大学文理学部教授。

鈴木康夫(すずき・やすお)
1970年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。東京都立新宿高等学校卒。明治大学理工学部数学科卒。日本大学大学院博士前期課程修了(素粒子物理学専攻)。小説の執筆は、学生時代に始まり、永井均氏の著作を愛読する中で、旅やさまざまな芸術鑑賞、思索活動、高校講師や宇宙開発プロジェクトなどにかかわった実務の蓄積が、この度のSFファンタジー『天女(アプサラ)たちの贈り物(マーヤー)』に結晶した。

開催日時:2015年6月3日(水) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「永井さん、鈴木さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

『アート×ソーシャルデザイン アレもダメ、コレもダメ「良い子ちゃん量産社会」』 ろくでなし子さん×今一生さんトークイベント 5月28日(木)19時~

若者に「良い子」であることを求める社会は生きにくい。「良い子」が既得権益層となるこの社会で、社会を変革するには美術や文章、音楽や映像などの「文化」の力が必要だ。
しかし、それは時に既得権益層と衝突する。
社会起業家もまた同じ課題に直面する。
アートで逮捕されたろくでなし子とソーシャルデザインに詳しい今一生がトークする。

 

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ろくでなし子さん

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今一生さん

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・著者プロフィール
●ろくでなし子
漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。2014年作品の出資者へのお礼として送った3Dデータがわいせつ物とされ逮捕されるが、異例の準抗告が認められ釈放。『週刊金曜日』でその顚末を連載中に再び逮捕・勾留された。近刊に『ワイセツって何ですか?』(金曜日)『私の体がわいせつ?』(筑摩書房)。
http://6d745.com/

●今一生
ライター、編集者。1997年にCreate Media名義で編集した『日本一醜い親への手紙』はシリーズ累計30万部を突破。ここ10年は、虐待や自殺、家出など深刻な社会的課題を解決するソーシャルビジネス/ソーシャルデザインを取材。
最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。

http://www.createmedia.co.jp/

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開催日時:2015年5月28日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「ろくでなし子さん今一生さん参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 

電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

 

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

『書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014』刊行記念 臼田捷治さん×松田哲夫さん×多田進さんトークライブ 5月19日(火)19時~

『書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014』刊行記念 

臼田捷治さん×松田哲夫さん×多田進さんトークライブ

【トーク出演者】

臼田捷治(うすだ・しょうじ)
デザインジャーナリスト。1943年長野県南佐久郡桜井村(現・佐久市)生まれ。県立野沢北高校を経て早稲田大学第一文学部卒。元『デザイン』誌(美術出版社)編集長。現在はグラフィックデザインと出版デザイン、文字文化の分野で執筆活動を行っている。2009年から14年度まで女子美術大学非常勤講師を務め、ヴィジュアルデザイン概論と印刷概論を受け持った。主な著書に現代装幀史を初めて体系づけた『装幀時代』(晶文社)のほか『現代装幀』(美学出版)、『装幀列伝』『杉浦康平のデザイン』(ともに平凡社新書)、『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(左右社)など。編著に『書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014』(みずのわ出版)。

松田哲夫(まつだ・てつお)
編集者(元筑摩書房専務取締役)、書評家。1947年東京都生まれ。小学生(武蔵野市立第四小)のとき図工の先生だった安野光雅氏に学ぶ。東京都立大学人文学部在学中に筑摩書房の「現代漫画」の編集に携わり、1970年に同社社員となる。主に書籍編集者として400冊以上の本を手がける。主要な企画には「ちくま文学の森」、文庫版「ちくま日本文学全集」、「ちくま文庫」、「明治の文学」、「ちくまプリマー新書」、『逃走論』(浅田彰)、『老人力』(赤瀬川原平)などがあり、デザイナーと組んで装幀にも意を注いだ。この間、1986年に赤瀬川、藤森照信、南伸坊氏らとともに路上観察学会を結成し、事務局長になる。また、1996年からTBS系「王様のブランチ」のコメンテーターを12年半務める。本年(2015)は新春から東京新聞夕刊文化面に「アンソロジーは花盛り」を連載。主な著書は『編集狂時代』(新潮文庫)、『これを読まずして、編集を語ることなかれ。』(径書房)、『縁もたけなわ ぼくが編集者人生で出会った愉快な人たち』(小学館)など。

多田進(ただ・すすむ)
ブックデザイナー。1937年東京都生まれ。都立工芸高校図案科卒。60年代は『スイングジャーナル』等のマガジンのレイアウト。70年代からブックデザインを手がけ現在に至る。1990年、フランクフルト・ブックフェア「日本年」の特別展出品。同年7月、「多田進の仕事展」(王子ペーパーギャラリー・銀座)開催。1995年、「日本のブックデザイン1946-95年展」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)出品。1997年10月、「多田進[装幀の仕事展]」(王子ペーパーギャラリー)。2006年6月、「[版下バカ]の仕事4人展」(和田誠ほか、ウィリアムモリス・青山)。同年12月、「装丁の仕事(1971-2006)多田進」展(紀伊國屋画廊・新宿)。2010年5月、第40回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。主な仕事に、團伊玖磨『パイプのけむり』全27巻(朝日新聞社)、『深沢七郎集』全10巻(筑摩書房)、椎名誠『小さなやわらかい午後』(本の雑誌社)、田村隆一『詩人のノート』(朝日新聞社)、山本夏彦『私の岩波物語』(文藝春秋)など。共著に『現代日本のブックデザイン』(講談社)がある。

開催日時:2015年5月19日(火) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「臼田さん松田さん多田さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

「燃える!パッチギ魂。ネットメディアと朝鮮半島を語る」-『民族でも国家でもなく  北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画』刊行記念 四方田犬彦さん×李鳳宇さんトークライブ  5月11日(月)19時~

『燃える!パッチギ魂。ネットメディアと朝鮮半島を語る』

ネトウヨ、ヘイトスピーチ、嫌韓本など、偏見と差別が横行するようになってしまった時代に、映画『パッチギ!』『フラガール』などを大ヒットさせた映画プロデューサー李鳳宇と、キューバ、韓国、台湾、ボスニアなど、世界の中の小さい国やマイノリティを熟知する四方田犬彦の二人が、満を持して静かにそして熱く語る。世界が不幸な方向へ滑り出していったとき、われわれは何をすればよいのか。

四方田犬彦さん

李鳳宇さん

【プロフィール】
四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年大阪生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学と比較文化を学ぶ。
70年代に軍事政権下のソウルに滞在したのを契機に、映画と文学をはじめ文化現象一般についての批評を執筆する。明治学院大学で長らく映画史の教鞭をとり、コロンビア大学、ボローニャ大学、中央大学校(ソウル)、清華大学(台湾)などで客員教授、研究員を務めた。近著に『ルイス・ブニュエル』『台湾の歓び』『わが煉獄』『日本映画史110年』、ロジャー・パルバース氏との対談本『こんにちは、ユダヤ人です』がある。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。

李鳳宇(リ・ボンウ)LEE BONG-WOO
1960年京都生まれ。朝鮮大学校フランス語学科卒業後、パリに留学。89年映画会社シネカノン設立。ヨーロッパ・アジアを中心に世界中の作品180本以上を配給。
プロデュースした代表作に、在日の主人公たちのリアルな姿を描いた刺激的な作品として話題をよび、内外の50以上の映画賞を受賞した『月はどっちに出ている』(1993年)、キネマ旬報ベスト・テン第1位に輝いた『パッチギ!』(2005年)、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『フラガール』(2006年)など。2011年にSUMOMO 〈スモモ〉(現RESPECT〈レスペ〉)を設立。近年の制作に『EDEN』『イン・ザ・ヒーロー』があり、現在、小泉今日子を主演に迎え『たまもの』が制作進行中。
主な著書に『「月はどっちに出ている」をめぐる2、3の話』『日本映画は再興できる』『パッチギ!対談篇──喧嘩、映画、家族、そして韓国』(四方田犬彦氏との共著)、『パッチギ!的──世界は映画で変えられる』など。映画界への貢献が評価され、日本アカデミー賞協会特別賞、淀川長治賞などを受賞。

開催日時:2015年5月11日(月) 19時~(開場18時30分) 開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール 参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「四方田さん李さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。