1/10(木) 19:00~
「時の過ぎゆくままに」(ワイズ出版)刊行記念 佐々木史朗さんトークイベント
「8ミリ映画から商業映画へ。監督達のミューズ、室井滋さんを迎えて」
ゲスト: 室井滋さん
トーク参戦:長崎俊一監督・渡邊孝好監督
司会進行:高崎俊夫(本著編集者)

元・ATG社長の佐々木史朗は、社長就任の1979年当時から、撮影所を知らない世代にさしかかっていた若手映画監督たちを積極的に起用し、「ヒポクラテスたち」「風の歌を聴け」「転校生」「闇打つ心臓 Heart,beating in the dark」「九月の冗談クラブバンド」「家族ゲーム」「すかんぴんウォーク」「ヒロイン!」など、数々の映画をプロデュースしてきた。その中の映画のヒロインをつとめてきた女優・室井滋さんと、室井さん主演の映画を撮ってきた長崎俊一監督(「闇打つ心臓」)、渡邊孝好監督(「居酒屋ゆうれい」)らと共に、当時の映画製作の現場のお話を伺う。

長崎俊一監督はインフルエンザ発症のため、今回のイベントは不参加となりました。(2019年1月7日)

≪プロフィール≫

佐々木史朗(ささき・しろう)

1939年大連生まれ。早稲田小劇場、TBSテレビを経て1970年東京ビデオセンター設立。78年から87年まで日本アートシアターギルド(ATG)の代表を務める。85年には第一回東京国際映画祭のプロデューサーとして映画祭の基礎作りに貢献する。89年アルゴ・プロジェクト、93年に株式会社オフィス・シロウズを設立。日本映画学校を大学化するために尽力し、2007年から2018年まで同大理事長を務めた。2017年には東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)の企画「映画プロデューサー 佐々木史朗」で仕事の一部(18作品)が上映された。
一貫して新人監督の発掘に力を注ぎ、数多くの貴重な才能を世に送り出している。

室井滋(むろい・しげる)

富山県生まれ。早稲田大学在学中に映画『風の歌を聴け』で女優デビュー。『居酒屋ゆうれい』『のど自慢』『OUT』『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ』などで数多くの映画賞を受賞。『デイアンドナイト』(来年1月26日公開予定)に出演。2012年日本喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞テレビ部門優秀賞を受賞。佐々木史朗氏プロデュース作品には 『風の歌を聴け』『闇打つ心臓 Heart,beating,in the dark』『ヒロイン!』などがある。また絵本「しげちゃん」シリーズ(金の星社)他電子書籍化含め著書多数。新作「すきま地蔵」(白泉社)、近刊に、絵本「ピトトト トン よ~」(世界文化社)、随筆「おばさんの金棒」(毎日新聞出版)など。各地でしげちゃん一座絵本ライブを開催中。

長崎俊一(ながさき・しゅんいち)

1956年生まれ。映画監督。8ミリ、16ミリの自主映画で名を馳せ、82年『九月の冗談クラブバンド』で劇場用監督デビュー。主な作品は『闇打つ心臓』『ロックよ、静かに流れよ』『誘惑者』『ロマンス』『8月のクリスマス』『少女たちの羅針盤』『唇はどこ?』など。テレビドラマでは「撃てない警官」(WOWOW)、「居酒屋ふじ」(テレビ東京)などがある。「神酒クリニックで乾杯を」(BSテレ東)が2019年オンエア。

渡邊孝好(わたなべ・たかよし)

1955年生まれ。映画監督。助監督を経て89年『君は僕をスキになる』で監督デビュー。『居酒屋ゆうれい』で日本アカデミー賞優秀監督賞、山路ふみ子映画賞などを受賞する。主な作品は『エンジェル 僕の歌は君の歌』『新・居酒屋ゆうれい』『香港大夜総会 タッチ&マギー』『ショムニ』『ヒナゴン』など。テレビドラマでは「お家さん」(読売テレビ)「だから荒野」(NHK)、「荒地の恋」(WOWOW)などがある。「モンローが死んだ日」(NHK)が2019年オンエア。

司会:高崎俊夫(たかさき・としお)

1954年福島県生まれ。「スターログ日本版」「月刊イメージフォーラム」等の編集部を経て、フリーの編集者に。手がけた単行本は「わが封殺せしリリシズム」(大島渚、清流出版)、「テレビの青春」(今野勉、NTT出版)、「日活アクション無頼帖」(山崎忠昭、ワイズ出版)、「スクリプターはストリッパーではありません」(白鳥あかね、国書刊行会)、「女の足指と電話機」(虫明亜呂無、中公文庫)ほか多数。著書に「祝祭の日々 私の映画アトランダム」(国書刊行会)がある。

開催日時:2019年1月10日(木) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加費: 800円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『佐々木さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。  

ご予約受付電話番号:03-3291-5181

会場内での写真撮影はご遠慮ください。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

12/11(火) 19:00~
『全身芸人――本物(レジェンド)たちの狂気、老い、そして芸のすべて』
(太田出版)刊行記念
田崎健太さん×関根虎洸さんトーク&サイン会
スペシャルゲスト: 世志凡太さん・浅香光代さん
「芸人たちの聖と俗と老い」

月亭可朝、松鶴家千とせ、毒蝮三太夫、世志凡太、浅香光代、こまどり姉妹。
日常と非日常、聖と俗、その境界線を歩き回っている人間――”芸人”。
不発弾のような狂気を抱えた彼らの人生はどのように始まり、そして収束していくのか。
レジェンド芸人たちの現在に完全密着したノンフィクション『全身芸人』の
取材・文を担当した田崎健太氏と、写真撮影を担当した関根虎洸氏が取材を通して感じた
芸人たちの“凄み”とは?
スペシャルゲストとして、本書にも登場する世志凡太・浅香光代夫婦を迎えてお送りする超貴重トーク!

【スペシャルゲスト】

≪プロフィール≫

田崎健太(たざき・けんた)

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。著書に『W杯に群がる男たち─巨大サッカービジネスの闇─』(新潮文庫)、『辺境遊記』(英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談文庫)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2018』(集英社文庫)。『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)。『真説佐山サトル』(集英社インターナショナル)、『ドラガイ』(カンゼン)など。

関根虎洸(せきね・ここう)

1968年、埼玉県生まれ。フリーカメラマン。著書に「DOG&GOD」(情報センター出版局)、「CHELSEA 桐谷健太写真集」(ワニブックス)、「遊廓に泊まる」(新潮社)など。

世志凡太(せし・ぼんた)

1934生。作曲家、作詞家、俳優、コメディアン。芸名はフランス語の「C’est si Bon.」(セシボン=とても良い、の意)から来ている。1957年、「原信夫とシャープス&フラッツ」にベーシストとして参加。渡邊プロに所属しバンドマンとして活躍した他、同時期にコメディアンとして「てなもんや三度笠」などテレビ番組やクレージーキャッツ主演の映画、東宝・松竹の喜劇映画、NHKの音楽番組等に出演する。音楽プロデューサーとしてはフィンガー5を世に送り出した。1992年、女優の浅香光代と結婚(入籍はしていない)。

浅香光代(あさか・みつよ)

1928年生。戦後剣劇女優界の代表的存在。1937年、9歳で芸者修行を辞し女優業を目指し浅香新八郎、森静子らの舞台劇団に入門。若くして才能を認められ芸名「浅香光代」を贈られた。座長急逝後は「浅香光代一座」を発足、浅草や新宿などの芝居小屋で長期興行を張る人気劇団に成長し戦後~1950年代の女剣劇復活の立役者となる。以降、映画やテレビでは時代劇と現代劇の双方に出演。後進に殺陣を指導する機会も多い。

開催日時:2018年12月11日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加費: 800円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『田崎さん×関根さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。  

ご予約受付電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

【神田神保町店2018/11/27調べ】週間ベストセラー

パラノイドの帝国 : アメリカ文学精神史講義  大修館書店
雑誌に育てられた少年  左右社
抽象の力 近代芸術の解析  亜紀書房
不良老人の文学論  新潮社
芥川龍之介選英米怪異・幻想譚  岩波書店
見世物 見世物学会学会誌 7号  新宿書房
アディオス!ジャパン = ?Adi?s!Japan : 日…  毎日新聞出版
ウンベルト・エーコの世界文明講義  河出書房新社
京都、パリ : この美しくもイケズな街  プレジデント社
辺境メシ : ヤバそうだから食べてみた  文藝春秋
〈11月27日調べ〉

【神田神保町店2018/11/20調べ】週間ベストセラー

辺境メシ : ヤバそうだから食べてみた  文藝春秋
90年代のこと 僕の修業時代  夏葉社
そばですよ : 立ちそばの世界  本の雑誌社
熱帯  文藝春秋
田宮次郎の真相  青志社
社会学はどこから来てどこへ行くのか  有斐閣
川島雄三は二度生まれる  水声社
私説集英社放浪記 : 「月刊明星」「プレイボーイ」から新書…  河出書房新社
出版の崩壊とアマゾン  論創社
もう、きみには頼まない : 安倍晋三への退場勧告 時代への…  ベストセラーズ
〈11月20日調べ〉

12/18(火) 19:00~
『昼夜日記』『一私小説書きの日乗 新起の章』(本の雑誌社)刊行記念
坪内祐三さん×西村賢太さんトーク&サイン会
「日記を書く、日記を読む」

こっそり書いて引き出しに収めておいた時代からブログで世界に発信する時代へ─日記を取り巻く状況は変わったが、他人の日記を覗き読む愉しみは変わらない。では、日記を書くことの本質はどこにあるのか。「読書日記」を二十年以上にわたって「本の雑誌」に連載している坪内祐三さんとWEB文芸誌から「野性時代」「本の雑誌」と媒体を変えて「一私小説書きの日乗」を書き続けている西村賢太さんが日記を書く喜び、日記を読む愉しみについて縦横無尽に語り合います。

≪プロフィール≫

坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)

1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。「東京人」の編集者を経て執筆活動に入る。2001年、『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞。幅広い交流と広範な知識に裏打ちされた審美眼で、文芸のみならず、相撲、政治などさまざまな分野での評論活動を行っている。10月に『昼夜日記』『新・旧銀座八丁 東と西』、11月に『テレビもあるでよ』と新刊を連続刊行。

西村賢太(にしむら・けんた)

1967(昭和42)年7月、東京都江戸川区生れ。中卒。2004(平成16)年に同人雑誌発表の「けがれなき酒のへど」が『文學界』に転載されてデビュー。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他』を編集、校訂、解題。『どうで死ぬ身の一踊り』『暗渠の宿』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『人もいない春』『苦役列車』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』『夜更けの川に落葉は流れて』等、著書多数。『一私小説書きの日乗』は既刊6冊。最新刊は『羅針盤は壊れても』。


開催日時:2018年12月18日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加費: 800円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『坪内さん×西村さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。  

ご予約受付電話番号:03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。

会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。