1 子規、最後の八年 関川 夏央 講談社 2415円 B6
2 心を整える。 勝利をたぐり寄せるための 長谷部 誠 幻冬舎 1365円 B6
3 おかしな本棚 クラフト・エヴィング 朝日新聞社 1995円 A5
4 赤の他人の瓜二つ 磯崎 憲一郎 講談社 1470円 B6
5 日本の原発、どこで間違えたのか 内橋 克人 朝日新聞社 1575円 B6
6 原発事故 残留汚染の危険性 武田 邦彦 朝日新聞社 1050円 B6
7 災害がほんとうに襲った時 阪神淡路大震災 中井 久夫 みすず書房 1260円 B6
8 いねむり先生 伊集院 静 集英社 1680円 B6
9 なずな 堀江 敏幸 集英社 1890円 B6
10 〈学問〉の取扱説明書 改訂版 仲正 昌樹 作品社 1890円 B6
武士・城コーナーが移動しました。
三階のレジ奥、地方出版社の本、小出版社のコーナーにひっそりとあった知る人ぞ知る「武士・城」コーナー。地方の出版社発行のお城の本やお侍さんの本を集めた棚です。 このほど、「日本史」の「江戸時代」棚の横(棚番号三階0706)へ移転しました。 地方の本だけでなく、広く関連を集めより充実した棚を目指します。どうぞよろしくお願いします。(三階・畠中)
東海大学出版会&関東学院大学全点フェア

東海大学出版会&関東学院大学
全点フェア開催中!!!
東京堂書店では5月6日より東海大学出版会と関東学院大学の全点フェアを開催しております。双方とも主として生物・化学・建築土木・機械電気・物理・数学・医学などを中心とした理工書の刊行点数が多く、前者は生物関係の叢書や理工専門書、そして大著である「虚数の情緒」を刊行している出版社としても知られております。その中には「原子力発電の諸問題」や「JCO臨界事故その全貌の解明 事実・要因・対応」といった原子力問題に関わる書籍もあり、こちらは3階「原子力の実態と自己防衛を考える本棚」コーナーにまとめてございます。今回の全点フェアは1F入口右にある催事場から2Fすずらん通り沿い階段を上がって左のコーナー、そして3階エレベーター前と理工建築コーナーの窓際にまで跨る東京堂書店を一巡できる規模となっており、特に理工書をお探しのお客様には満足いただけるものと思います。また店内探索を兼ねて一巡してみるのも楽しいでしょう。皆様のご来店をお待ちしております。
※開催予定:6月末迄
(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)
今週のベストセラー(5月3日調べ)
1 赤の他人の瓜二つ 磯崎 憲一郎 講談社 1470円 B6
2 いねむり先生 伊集院 静 集英社 1680円 B6
3 偉大なる、しゅららぼん 万城目 学 集英社 1700円 B6
4 子規、最後の八年 関川 夏央 講談社 2415円 B6
5 福島原発人災記-安全神話を騙った人々 川村 湊 現代書館 1680円 B6
6 大地の牙 満州国演義6 船戸 与一 新潮社 2100円 B6
7 謎解きはディナーのあとで 東川 篤哉 小学館 1575円 B6
8 災害がほんとうに襲った時 阪神淡路大震災 中井 久夫 みすず書房 1260円 B6
9 なずな 堀江 敏幸 集英社 1890円 B6
10 原子炉時限爆弾-大地震におびえる日本列島 広瀬 隆 ダイヤモンド社 1575円 B6
東京堂書店2階よりフェアのご紹介
神田神保町店2階で開催中のフェアをご紹介させていただきます。
冨山房百科文庫フェア
昭和初期より出版されている冨山房百科文庫は、我が国においてポケット判古典叢書の先駆けとして知られております。(詳しくは冨山房さんのページにてご覧下さい)一例をご紹介いたしますと佐藤春夫さんの「退屈読本」などは冒頭に丸谷才一さんがその内容のユーモアや奥行きまでとらえたこれ以上ない題名だという件について解説されており、文人である作者の生き方を嫌みなく諧謔味を込めて綴った名エッセイであるといえます。この他にも詩やエッセイを中心として「近代の超克」など思想書も含めた現在入手可能な全ての書籍を集めてございます。
日本人の「失敗の本質」フェア
大東亜戦争(「太平洋戦争」であると中国などの戦線を含まないので本書にならってこちらの呼称を使わせていただきます)で日本は何故負けたのか。その失敗の理由を社会科学の知見から分析し、その原因と本質を探った名著「失敗の本質」(中公文庫)を中心としたフェアを展開中です。山本七平氏によれば旧日本軍は軍国主義ですらなく、通常の合理的思考とは程遠い組織であったといいます。それら各戦線における失敗の諸要因は現在の日本の組織での事例とさほど変わるところがありません。それは今回の原発事故が人災といわれるほど危機管理の対応を誤ったことからも明らかです。
このような危機において実際的であるはずの問題解決の場で、それとは別の次元に本来はあるはずの事柄が中心として幅を利かせるのは何故か。また旧日本軍という日本人にとってかつてないほどの規模で行う組織的行動は、その管理は、本来如何にあるべきであったのか。目の前にある組織という現実を知るためにも先の戦争は欠かせない材料としてあります。
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以上二つのフェアは東京堂書店2階すずらん通り沿い階段上がってスグのコーナーにて開催中です。ご来店の際には是非ご覧になって見て下さい。
(理工・映画・ウェブ更新担当:石井)
6月18日追記:現在両フェアとも2Fエレベーター前に移動しております。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。
6月27日追記:両フェアとも開催期間は6月末となります。お求めの書籍がございましたらお早めにご来店下さい。