名古屋大学出版会&京都大学学術出版会 全点フェア開催中です!

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7月3日より神田神保町店では1~3Fに跨って名古屋大学出版会京都大学学術出版会の全点フェアを開催しております。両出版社とも刊行点数が多く、文理を問わず学問の府に相応しい専門的で多くの学術分野に渡っております。前者であれば「フィルムアート映画芸術入門」などの映画演劇分野や、ノーベル文学賞を受賞したモムゼンによる「ローマの歴史1~4」に代表される歴史書の大著の数々、そして生態学・環境関連の理工分野がよく知られております。また後者ですと古代ギリシャ・ローマの哲学者・歴史家の著作を主に刊行している西洋古典叢書のシリーズがつとに有名であり、この他にも近代社会思想コレクション、学術選書など多くの歴史・思想書を刊行しております。またこの機会に在庫僅少本も並びます。ぜひ店頭にてご覧になってみて下さい。

開催期間:7月~8月末迄予定

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

新潮文庫 裏の100冊フェア開催!

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東京堂ふくろう店VS神田神保町企画
本読みの名人が選んだ新潮文庫裏の100冊フェア開催!!!

新潮文庫夏の100冊(こちらは本店1Fエレベーター前にて開催中です)に対抗して、ふくろう店入って左のコーナーでは新潮文庫裏の100冊フェアを開催中です。ルールは本読みの名人20人が夏の100冊にはない、マイベスト5を選定するというものです!高田郁先生、石田千さん、内澤旬子さん、岡崎武志さん、大竹聡さんや東京堂スタッフなど多彩な顔ぶれでお送りします。夏の100冊と共にこの夏読む本を選定する一助となれば幸いです。

※8月31日にてこちらのフェアは終了いたしました。ありがとうございました。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

神保町シアター「美女と探偵~日本ミステリ映画の世界~」連動フェア

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当店近くの神保町シアターでは6月4日より「美女と探偵~日本ミステリ映画の世界~」と題してミステリ映画特集を行っております。本特集に連動してふくろう店では原作本や作家研究本など関連書籍をまとめたコーナーをつくりました。ミステリ映画の世界にどっぷりと浸ることのできる企画となっております。神保町シアターにお出かけの際には当店の方にも是非お寄りください。ご来店をお待ちしております。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

「暮らし直しの実用書フェア」のご案内

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ふくろう店フェアのご案内

現在ふくろう店では「暮らし直しの実用書フェア」と題してベターホーム協会、農文協、家の光協会、婦人の友社の4社からなる実用書書籍のフェアを開催しております。

 毎日の暮らしのなかに発見と工夫を。皆様の暮らしにスローなゆとりと過程を楽しむ実りある生活は案外ちょっとした視点の変え方で見えてくるかしれません。特に月刊ベターホームの臨時増刊号ではキッチンでできる家庭菜園の特集や、食べ物を無駄にせず調理に使う方法、そしてCO2削減を推進するための保温・余熱調理の仕方や暖房・TV家電の電気の節約方法といったエネルギーの効率的利用のための方法がコンパクトに図解された小冊子となっております。こちらは他書店でもなかなか取り扱いがない書籍でございます。

ご来店の際には是非ご覧になって見て下さい。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

7月9日追記:当フェアの開催期日が7月末まで延長になりました!皆様のご来店をお待ちしております。

川本三郎ブックフェアのご案内

「君のいない食卓」(新潮社 11月30日予定)発売!
川本三郎ブックフェア開催中!

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映画「マイ・バック・ページ」公開時より続けておりました川本三郎ブックフェア。10月25日には新刊「銀幕の銀座」(中公新書)、「小説を、映画を、鉄道が走る」(新潮社)が発売され、また神保町シアターでは特集「川本三郎編 東北映画紀行 列車に乗って、ぶらりみちのく映画旅」が現在上映中です。こちらのフェアは現在も1Fエレベーター前サイン本コーナー横にて開催中です。この機会にご覧になって見てはいかがでしょうか。皆様のご来店をお待ちしております。

2月20日追記:大変長らくご愛顧いただきました当フェアですが、リニューアルに伴い本日をもちまして終了させていただきます。また機会がございましたら宜しくお願いいたします。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

梅棹忠夫フェア&未来を創るエネルギーフェア

3階より現在開催中のフェアをご案内させていただきます。 

梅棹忠夫フェア

国立民族学博物館 特別展「ウメサオタダオ展――知的先覚者の軌跡」に合わせまして昨年7月に亡くなられた日本を代表する民俗学者である梅棹忠夫先生のフェアを3階、歴史と哲学の間にございますフェア棚にて開催中です。氏の代表作といえる「文明の生態史観」(中公文庫)を中心として著作各点をまとめております。年譜なども掲載しており氏の業績を一覧できるフェアとなってございます。※当フェアは7月25日を持ちまして終了いたしました。

未来を創るエネルギーフェア

東京堂書店3階では今回の福島原発の事故を受けまして「原子力の実態と自己防衛を考える本棚」を武田邦彦さん、広瀬隆さんなど事故後積極的に発言されている著者や原子力の専門書等を含めて展開してまいりましたが、これから起こると言われる夏場の電力供給の問題や原子力の危険性など未来を見据えたエネルギーの発電・供給のあり方を考えるフェアを「未来を創るエネルギーフェア」と題して展開中です。

原子力発電のただ代わりでなく「取って替わることができる」とも一部で言われている自然エネルギーの実力や、電力の効率的活用の実現のみならず新たな社会のしくみまで作り変える次世代電力網スマートグリッド関連の書籍まで多くを取りそろえてございます。

以上二点フェアの紹介でした。皆様のご来店を3階従業員一同お待ちしております。

開催期間:5月~終了日未定

※当フェアは終了いたしました。棚の方には通常通りエネルギー・環境関連本が揃ってございます。ご来店お待ちしております。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

東海大学出版会&関東学院大学全点フェア

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東海大学出版会&関東学院大学
全点フェア開催中!!!

東京堂書店では5月6日より東海大学出版会と関東学院大学の全点フェアを開催しております。双方とも主として生物・化学・建築土木・機械電気・物理・数学・医学などを中心とした理工書の刊行点数が多く、前者は生物関係の叢書や理工専門書、そして大著である「虚数の情緒」を刊行している出版社としても知られております。その中には「原子力発電の諸問題」「JCO臨界事故その全貌の解明 事実・要因・対応」といった原子力問題に関わる書籍もあり、こちらは3階「原子力の実態と自己防衛を考える本棚」コーナーにまとめてございます。今回の全点フェアは1F入口右にある催事場から2Fすずらん通り沿い階段を上がって左のコーナー、そして3階エレベーター前と理工建築コーナーの窓際にまで跨る東京堂書店を一巡できる規模となっており、特に理工書をお探しのお客様には満足いただけるものと思います。また店内探索を兼ねて一巡してみるのも楽しいでしょう。皆様のご来店をお待ちしております。

※開催予定:6月末迄

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

東京堂書店2階よりフェアのご紹介

神田神保町店2階で開催中のフェアをご紹介させていただきます。

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冨山房百科文庫フェア

昭和初期より出版されている冨山房百科文庫は、我が国においてポケット判古典叢書の先駆けとして知られております。(詳しくは冨山房さんのページにてご覧下さい)一例をご紹介いたしますと佐藤春夫さんの「退屈読本」などは冒頭に丸谷才一さんがその内容のユーモアや奥行きまでとらえたこれ以上ない題名だという件について解説されており、文人である作者の生き方を嫌みなく諧謔味を込めて綴った名エッセイであるといえます。この他にも詩やエッセイを中心として「近代の超克」など思想書も含めた現在入手可能な全ての書籍を集めてございます。 

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日本人の「失敗の本質」フェア

大東亜戦争(「太平洋戦争」であると中国などの戦線を含まないので本書にならってこちらの呼称を使わせていただきます)で日本は何故負けたのか。その失敗の理由を社会科学の知見から分析し、その原因と本質を探った名著「失敗の本質」(中公文庫)を中心としたフェアを展開中です。山本七平氏によれば旧日本軍は軍国主義ですらなく、通常の合理的思考とは程遠い組織であったといいます。それら各戦線における失敗の諸要因は現在の日本の組織での事例とさほど変わるところがありません。それは今回の原発事故が人災といわれるほど危機管理の対応を誤ったことからも明らかです。

このような危機において実際的であるはずの問題解決の場で、それとは別の次元に本来はあるはずの事柄が中心として幅を利かせるのは何故か。また旧日本軍という日本人にとってかつてないほどの規模で行う組織的行動は、その管理は、本来如何にあるべきであったのか。目の前にある組織という現実を知るためにも先の戦争は欠かせない材料としてあります。

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以上二つのフェアは東京堂書店2階すずらん通り沿い階段上がってスグのコーナーにて開催中です。ご来店の際には是非ご覧になって見て下さい。

 (理工・映画・ウェブ更新担当:石井)

6月18日追記:現在両フェアとも2Fエレベーター前に移動しております。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。

6月27日追記:両フェアとも開催期間は6月末となります。お求めの書籍がございましたらお早めにご来店下さい。

「トラウマ映画館」発売記念 カルトな漫画・映画・批評フェア

trauma(このテレビ局はフィクションです!)

「トラウマ映画館」(集英社刊 町山智浩著)発売記念
カルトな漫画・映画・批評フェア開催!

町山智浩さんの新刊「トラウマ映画館」(集英社)の発売を記念して、「カルトな漫画・映画・批評フェア」と題してフェアを現在1Fエレベーター前にて開催しております。町山さん自身の既刊書籍やおすすめ漫画・書籍、ポッドキャストや「トラウマ映画館」で言及された関連書籍を中心として揃えております。

町山さんが子供時代にTVで鑑賞して衝撃を受けた、一見ではカルトでゲテモノ、二見三見では後ろ暗さの中にまだ見ぬ人生の底知れぬ真実を臭わせる作品を語る町山さんの語り口は突然変異的で相互に繋がりなど何ら見いだせないと思われていた点としての孤高の作品群を線として繋げ、日本人には疎い歴史的な文脈などから面として語る、経験知に基づく確かな知見があります。それと共に父母や自身の境遇故の複雑な感情が、語られる映画を通して滲んでいるこれまでより私的な一冊だと言えます。ご来店の際には是非フェアの方にもお越し下さい。

フェア開催期間予定:3月25日~5月予定。

(映画・理工・ウェブ更新担当:石井)

ふくろう店リニューアルに伴うフェア案内

リニューアルに伴い開催中のフェアをご案内いたします。

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  • 「植草甚一 J・J氏と遊ぶフェア」
  • ふくろう店では現在、自らをシネマディクトJと名乗るなど映画狂として知られ、本とジャズを愛好する趣味人として広く愛されたJ・J氏こと植草甚一さんのフェアを開催しております。植草氏の映画エッセイは当時の映画鑑賞の記録としても価値があり、今では鑑賞機会が限られる作品を含めた多くのジャンルに及ぶのは当時のカルチャーを存分に知る者であるからでしょう。当時を知る人にとってはなつかしく、また知らない人にとっても既知の事柄に囚われない自由人であったJ・J氏の筆致に魅了されることでしょう。

    ※5月7日注:上記フェアは終了いたしました。ありがとうございました。

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  • 柴田書店専門料理書フェア
  • 柴田書店が刊行している専門料理書ベスト100のうち売れ行き良好書を集めたフェアを現在行っております。調理方法の工夫から華やかな盛り付け方法そして料理の歴史、食べ方や原料の産地のことなど料理のことならなんでも分かる内容の濃いフェアになっております。神保町一の品揃えと自負しており、皆様にご満足いただけるものと思います。

    ※5月21日注:上記フェア期間は終了いたしました。ありがとうございました。

    フェア案内は以上になります。この他にも売り場が拡張されたコミックコーナーや絵本に江戸・東京コーナーなど見どころ沢山のふくろう店に是非ご来店ください。従業員一同お待ちしております。